マンガ「義家族に執着されています」106話のネタバレ感想です。
義家族に執着されています【106話】ネタバレあらすじ
「無礼だと承知ですが・・・」
「まだ子どもがいないなら、できるだけ早くこの家を出たほうがいいと思います。」
突然現れた、セルフィの実母であるハラリに言われた言葉が、ペレシャティの思考を支配します。
初めはハラリの言葉に不快感を覚えましたが、落ち着いて考えると、不快なだけではない気がしてきます。
特殊な血を持つラピレオン家を出て行った女性、と思うと、ハラリは嫌がらせのために言ったわけではないような・・・。
焦ったようにペレシャティに駆け寄るテルデオにも、ペレシャティはどこか気まずい気持ちになるのでした。
義家族に執着されています【106話】感想
ん?セルフィはペレシャティを「お母さん」って呼んでて、テルデオはハラリを「義姉さん」って呼んでるのなんだっけにゃ。
忘れがちだけど、セルフィはテルデオのお兄さんの子どもだよ!
テルデオはセルフィを養子にしたの。
セルフィがペレシャティを「お母様」と呼んでくれるようになって、家族になれたと思っていた矢先のことですし・・・。
本物のお母様が来たら、当然、ペレシャティは気まずくなってしまいますよね。
それに、「まだ子どもがいないなら家を出ろ」って。
初対面で失礼すぎる発言に、私も最初はムカッとしました。
しかし、自分の子どもを置いてでもラピレオン家を離れた、という事情を想像するとただの嫌味ではないような気もしてきます。
前話で、「自分のようにペレシャティを利用するのか」と、テルデオに怒っていましたし。
血が毒になるという特殊すぎる家系の子を産むというのは、かなり命がけのはずです。
セルフィは、家系の中でもかなり毒性が強いわけですし・・・。
そんなセルフィを置いて、これまで一度も姿を見せないのは、特別な事情がある気がしてなりません。
不穏な空気が漂う中、「ハラリが余計なことを言ってペレシャティが離れるのではないか」と心配して、ペレシャティを探しに走るテルデオには笑いましたが(笑)
ただ、セルフィの話をもっとしようとした時に、「その話はもうやめよう」と、遮ってキスでごまかすのはよくないですよね。
予想にはなりますが、すべてを話すことを怖がっているのかなと・・・。
だとしても、お互いがお互いを気遣いすぎて話さない、相手の考えが分からないから焦るというのはよくない状態だと思いました。
初めは打算的な結婚だったとはいえ、今は愛し合っているわけですから。
特殊な家系なら、なおさら深い話はしておかないと・・・。
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