どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます【番外編・後半】ネタバレ感想「彼らの歩みを見届けて――感動の完結編」

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マンガ「どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます」番外編・後半のネタバレ感想です。

前話あらすじ

リュシリュールとアニエスが、お忍びで初めての旅行へ。
でもその裏には、反体制派の残党を捕らえる任務がありました。
刺客を確保できたものの、転移魔法で見知らぬ場所へ。
ふたりは突然の出来事にどう立ち向かうのか・・・

ぺんぎん
ぺんぎん

転移魔法で飛ばされた二人の運命は?

どうせ捨てられるのなら、好きにさせていただきます【番外編・後半】ネタバレあらすじ

突然の刺客の襲撃と転移魔法により、リュシリュールとアニエスは見知らぬ土地へ飛ばされてしまいます。

翌朝歩いていると、村人に出会います。

リュシリュールとアニエスが村人に道案内を頼むと、村人は「このあたりは王太子さまが堤防を作ってくださったおかげで、暮らしがずいぶん楽になった。王太子さまには感謝している」と話してくれました。

リュシリュールの努力が報われていると知り、アニエスはとても嬉しくなります。

さらに村人は、「王太子さまと王太子妃は仲が良いと聞いている」とも教えてくれました。

そこへディミトロフが迎えに来て、村人は言わずとも彼が王太子さまだと分かり、深々とお辞儀をしました。

城に戻り、すべてが片付いた後、ふたりきりの時間を過ごしますが、なぜかリュシリュールが焦らしてばかりで、アニエスは少し拗ねてしまいます。

リュシリュールは冗談だと言いながら激しく抱きしめ、二人はまた後日の旅行の約束を交わしました。

真っ赤になりながら「今度は二人きりでいちゃいちゃしたい」と言うアニエスに、リュシリュールも優しく頷いたのでした。

どうせ捨てられるのなら、好きにさせていただきます【番外編・後半】感想

ついにリュシリュールとアニエスの物語が完結し、感慨深い気持ちでいっぱいです。

長い旅路を共に歩み、数々の困難を乗り越えてきた二人の姿には、心から感動しました。

特に印象的だったのは、お互いを信じて支え合う強さと、ほんの少しの甘さが混ざり合った関係性です。

緊張感あふれる状況の中でも、互いを思いやり、心を通わせる二人のやり取りには、何度もほっこりとした気持ちになりました。

ぺんぎん
ぺんぎん

二人が通じ合えてよかった~

物語の中でリュシリュールが村人たちに感謝される場面や、アニエスがその努力を喜ぶ姿は、二人の成長と努力が実を結んだことを実感させてくれます。

また、城に戻ってからの二人の微笑ましいやり取りも、物語に温かみを添えていました。

リュシリュールが焦らしてアニエスを拗ねさせるシーンや、アニエスが「今度は二人きりでいちゃいちゃしたい」と恥ずかしそうに伝える瞬間は、読者としても思わず笑顔になってしまうほど愛おしかったです。

この物語は、責任と愛情、勇気が丁寧に描かれていて、キャラクターの内面の葛藤や成長がリアルに感じられました。

二人の絆が深まっていく様子は、読んでいて心が温かくなり、これからも彼らの未来を応援したくなります。

物語を通して感じたのは、ただのラブストーリーではなく、互いの重荷や使命を分かち合いながらも共に歩む姿の美しさです。

困難に立ち向かう勇気や、寄り添う優しさが胸に響きました。

それだけに、物語が終わってしまうことがとても寂しく感じられます。

もっとリュシリュールとアニエスの成長や日常を見ていたかったという思いが強く、終わりが近づくにつれて胸が締め付けられるようでした。

それでも、この物語が私の心に残り続けることは間違いなく、彼らの未来に幸せが訪れることを信じて見送りたいと思います。

次の物語があれば、またぜひ読みたいと思わせる素敵な作品でした。

リュシリュールとアニエスの未来に、幸せが訪れることを心から願っています。

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