マンガ「どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます」番外編(前編)のネタバレ感想です。
アニエスとリュシリュールは無事に王宮へ戻ります。ようやく訪れたかのように見えた平穏。しかし、その裏で大きな葛藤が待ち受けていました。リュシリュールは、かつて妹のように大切に思っていたリーリエの処刑を決断します。そんな彼のもとに、アニエスが静かに、しかし強い願いを伝えます。過去と向き合い、赦しと再生を描いた、涙がこぼれそうになる感動のエピソード。

番外編・前半の始まり!
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます【番外編・前半】ネタバレあらすじ
リュシリュールとアニエスがお忍びで初めての旅行に出かける様子が描かれます。
護衛がついているものの、二人にとっては久しぶりの緊張から解放された穏やかな時間でした。
しかし、この旅行の本当の目的は、兄王子オーブリーが王位継承権を永遠に放棄し臣籍に降る決断に反発する反体制派の残党を確保することにありました。
二人は警戒を怠らず、見事に刺客たちを捕らえますが、まだ意識のあった刺客が最後の力で転移魔法を使い、リュシリュールとアニエスは突然見知らぬ場所へと飛ばされてしまいます。
予想外の事態に戸惑いながらも、二人は互いの存在に支えられながら、この危機に冷静に立ち向かっていけるのかが見どころ。
緊迫した状況の中で、彼らの絆や勇気、そして信頼関係が一層深まっていくのが伝わってきます。
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます【番外編・前半】感想
リュシリュールとアニエスが初めてお忍びで旅行に出かける場面は、特に印象に残るひとときでした。
常に責任や重圧を背負っている二人にとって、この時間はほんのわずかでも自由と安らぎを感じられる貴重な機会だったのだろうと感じます。
護衛が控えてはいるものの、互いに微笑み合う様子からは、緊張から解放された穏やかな空気が伝わってきて、読んでいて心がほぐれるようでした。
表向きは静かで穏やかな休息の時間でしたが、実際には王族としての重要な任務を帯びた、計画的な行動であったことが印象的です。
刺客との戦い、そして転移魔法で、二人が見知らぬ土地へ飛ばされてしまう展開は、ハラハラしながらも目が離せませんでした。
そんな中でも冷静に互いを信じ合い、支え合うリュシリュールとアニエスの強い絆がひしひしと伝わり、ますます応援したくなります。
先の読めない状況の中でも、リュシリュールとアニエスは冷静さを失わず、互いを信じ合って行動しています。
その姿からは深い絆と信頼関係が伝わり、二人の結びつきがさらに強くなっていることを感じました。
突然の危機に翻弄されながらも、支え合いながら乗り越えようとする二人はとても頼もしく、この先どんな困難があってもきっと大丈夫だと信じさせてくれます。
危機的な状況にもかかわらず、決して諦めず前を向くリュシリュールとアニエスの姿に、私自身も勇気をもらいました。
これから彼らの関係性がどのように深まっていくのか、とても楽しみでワクワクが止まりません。
リュシリュールとアニエスの関係がどう深まっていくのか、そしてこの予期せぬ旅がどんな意味をもたらすのか、後半も楽しみです。
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