マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第44話のネタバレ感想です。
デリックとリンデンの繋がりを国王に報告するため、秘密裡に王都入りをしたエレイン。
侍女長を通して国王に報告ができればいいと考えていましたが、国王はエレインの変わった謁見方法から何かをあると察し、人知れずエレインを待ち構えていました。
おかげで国王に直接報告と今後について尋ねることができましたが…。
「旦那様、今世は死んだら許しません」【第44話】ネタバレあらすじ
エレインが国王に報告を終えたあと、王城を歩いているとアーサーから声をかけられます。
その後ろにはデリックの姿も…。

「エレイン様が来てるいると」って…もう隠すつもりがないってことかな?

でもエレインもデリックが接触することを予想していたみただいにゃ。
エレイン、デリック、アーサーでお茶会
何食わぬ顔で近づいてくるデリックとアーサーをエレインも笑顔で出迎えます。
「今日は何の用で来たんだ?」
アーサーの様子から察するに、国王が予想した通り、デリックの裏切りには気づいていない様子です。
またエレインの登城も、アーサーからではなくデリック発信だということも予想がつきました。

何でデリックが知っているのか、アーサーは不思議に思わないのかな?
そのまま3人で久々にお茶をすることになりますが…。
「旦那様、今世は死んだら許しません」【第44話】感想
今回はちょっとドキドキハラハラ展開でしたね。
エレインの健気な性格を見越して、王都入りを予想していたデリック。
そして王都入りすればデリックが接触してくるであろうことを予想していたエレイン。

でもでもエレインがデリックの行動を予想できたってことは、当然ウォルトも予想していたよね。
それでも王都入りを許可したということは何か策があるからなのかな?
条件はエレインが王都に残ること
その中、何も気づいていないアーサーだけが平穏な顔をしています。
正直これで王太子有力候補で大丈夫なのでしょうか…と思ってしまいました。

デリックの執着心は気づいているみたいだけど、まさかのそのために国も裏切るとは思っていなかったんだろうにゃ。
そしてとうとうデリックが牙をむきます。
むくというか、とりつくろわなくなったというか良いお兄さんの仮面を取っ払ってきました。
バーキット家やエレインに疑われているのですから、良いお兄さんでいる必要はないということでしょう。
しかもリンデンとつながってるくせに、バーキット家の支援まで申し出てくる始末。
一体どういう魂胆!?と思っていたら、条件はエレインが王都にとどまること。
エレインが王都にさえいればウォルトとの夫婦のふれあいもできませんし、そのあいだに無理矢理にでも自分のものにしようという腹積もりなのだと思います。
つくづくデリックはエレインという人形を愛しているのだなと思いました。
エレインが誰を思っているのか気づいているのに、そのことは歯牙にもかけず、自分の欲望だけ。
そこにエレインの感情は関係がないように見えます。
そんな相手と相対することになったエレインは気丈にふるまっていましたが、絶対怖かったと思います。
お茶の誘いも断って逃げちゃえばよかったのに…。
果たしてエレインはデリックの誘いにどうこたえるのでしょうか?
コメント