マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第34話のネタバレ感想です。
リンデンとの闘いに向けて、領内の警戒レベルも引き上げたバーキット領。しかしそれでも大きな混乱はなく、使用人たちの顔も明るいです。
それもこれも久しぶりに迎えた女主人(エレイン)によるもの。ジャンは城内を見回しながら、想像とは違う光景に目を細めました。
旦那様、今世は死んだら許しません【第34話】ネタバレあらすじ
エレインはジャンにランプ収益の多くを防衛費用にあてたいと相談します。
それに対して素早く計算してみせるジャン。

さすがジャンだね。
ずっとウォルトとふたり、女主人の代わりに城内経営をしていた手腕はダテじゃないってことだね。
義姉上
ジャンの実力を垣間見たエレインは自分もしっかり勉強しなければいけないと改めて実感します。
そしてジャンにそのことを伝えると、自ら本を選んでくれて…。

前はエレインが何か企んでいるって心配していたのに、随分態度が軟化したにゃ。
「あなたがもたらした変化は当初の想定とは裏腹に悪いものではありませんでした」
「兄上はよく笑うようになり、騎士たちの士気も上がりました」
はじめはエレインに不信感を抱いていたジャンも、今ではエレインがもたらした変化を喜んでいます。
そしてバーキット領を守る家族としてエレインを認めるようになっていました。
「これからもお願いしますよ、義姉上」
旦那様、今世は死んだら許しません【第34話】感想
ジャンとの和解、良かったですね。

これでエレインの死は回避されたんじゃないかな?
元々ジャンが王族とエレインの煮え切らない行動に不満を抱えた結果、反逆、エレインの死につながったんですよね。
ジャンと打ち解けて、家族に近づけたことはエレインが死を回避する一歩になったのではないかなと思います。
しかし…。
回帰前に新たな疑惑…?
しかし回帰前の死について新たな疑惑が浮上しました。
エレインは自分がウォルトや立場に向き合わなかったせいで、ウォルトを戦死させてしまい、王家の滅亡にもつながったと考えているようでしたが、実際はそんな単純なものではなかったようです。

元々エレインとの婚約のおかげで、若い当主でもなんとかなったっていう部分があったもんね。

王家の宝箱がなくても、それだけでも役目の4/1ぐらいは果たしていたはずだにゃ。
つまり反乱を起こすだけの証拠があったということ。
それならば領民の命を守るためにも、ウォルト亡きあと危ない橋を渡ろうとしたジャンの考えもわかります。
でも国王を見る限り、バーキット家をリンデンのこともあり、かなり重視していることが伺えます。
リンデンとの争いの砦であり、そこがどうにかなってしまうということは王族もどうなるかわからなくなるということでもあるはずです。
ある意味で王家とバーキット家は一蓮托生なのかもしれません。
それなのに王家が裏切る、のはあまり考えられないですよね。
もしくは王位継承争いにバーキット家を巻き込んだ?
エレインも混乱している様子です。とはいえ、前世での話のためジャンに直接問いただすこともできません。
…モヤモヤしますね。
ここがはっきりすればエレインの死亡回避にもつながるかもしれないのに。
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