マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第33話のネタバレ感想です。
ウォルトから「行動を制限する」と告げられたエレイン。
理由を聞くと、リンデンの動きが活発になっているとのこと。このままでは近いうちに戦争になる可能性があると言われます。
そして戦争が近づくと、リンデンは高確率で側近や身内に刺客を送ってくるらしく、エレインの命も危険にさらされるリスクが…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第33話】ネタバレあらすじ
リンデンとの戦争にそなえ、城の警戒を強めたバーキット領。
しかし目に見える混乱はない様子です。

ウォルトっていう実力のある当主と元王女の女当主がいるんだもんね♪

領主夫婦が仲良いということも影響しているんじゃにかにゃ。
予想外の変化
ジャンは城内を見回しつつ、予想外の変化に目を細めました。
眺める先ではウォルトがエレインと談笑しています。
両親が亡くなり、若き当主として領民や騎士を引っ張っていかなければいけなくなったウォルト。
そして初陣をきっかけにウォルトの雰囲気はガラリと変わりました。
作った笑顔、周りを寄せ付けず、家族であるジャンにも弱さを見せない。
そんなウォルトを心配していても、ジャンにはウォルトの笑顔を取り戻すことはできませんでした。
そして突然、エレインが嫁いできて…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第33話】感想
今回ジャンの思いと回想回でした。
1番近くで見て兄ウォルトを支えてきたからこそ、思うこともたくさんありますよね。

特にジャンはブラコンだからね。
良い変化をもたらしたきっかけはエレイン
辺境という極めて重要で危険な地を守る家門としてはジャンの体の弱さは確かに致命的だったのだろうなと思います。
特に貴族にとっての次男はスペア的な要素があるため余計なのでしょう。

ジャンもそう言っていたもんね。
そういう時代背景とはいえ、何だか悲しいよね。
両親を落胆させていることも辛かっただろうなあ。

そんなジャンにとってウォルトはよりどころになっていたんだにゃ。
普通なら劣等感にさいなまされそうなところですが、それを「兄上すごい!」と素直に受け入れられたジャンもすごいのかなと思います。
同時にウォルトにひけをとらず優しい性格の持ち主なのでしょう。
だからこそエレインの行動を心配し、警戒もしていました。

ふたりで頑張っていたところに急に介入されるのは確かにイヤかも…。
ずっとエレインは結婚をしぶっていたわけだし。
しかし蓋を開けてみたら、良い方向に変化していったのはジャンにとって若干の悔しさもありつつ嬉しさが大半なのでしょう。
エレインのことももう認めているように思います。(前世ではエレインを追い詰めた張本人と考えると何も言えませんが苦笑)
しかし気になることも言っていましたね。あれだけ優しく素直な兄弟を育てた両親なら、さぞ高潔で仲の良い夫婦なのだろうと勝手に思っていたのですが、どうやら違う様子。
やっぱり政略結婚はうまくいかないほうが多いということなのかな、と思ったり。
ジャンの心配が杞憂に終わればいいと願うばかりです。
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