マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第2話のネタバレ感想です。
「これよりエレイン・ディ・ヴィフターシュの処刑を行う」
毒杯を煽りながら、エレインは自問自答していました。
何が間違っていたのか…。悔しい…。
次があれば…次こそ正しい道を歩むのに、と神にすがったエレイン。
すると次に目を覚ますと…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第2話】ネタバレあらすじ
二年ぶりに顔を合わせた婚約者はさらに凄みを増していました。
エレインは婚約者であるウォルトが怖い。
もちろん漠然とした怖さではなく、トラウマになる理由がありました。

ウォルトのことが怖かったからずっと婚約から逃げていたんだね。
トラウマ
まだエレインが8歳のころ。登城していたウォルトを見かけました。

付き人と仲良さそうに話しているにゃ。
そんな付き人を顔色ひとつ変えずにウォルトは切り捨ててしまったのです。
まだ幼いエレインは目の前で行われてた出来事が怖く意識を失ってしまいました。
あとから聞いた話だとその付き人はリンデンの内通者であり、その場で切るしかなかったとのことでした。
しかし事情を知っても、エレインに植えつけられた恐怖は消えてくれませんでした。
もちろん父である国王もそのことは知っていました。それなのに…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第2話】感想
8歳で目の前で人が死ぬのを見ればそれはトラウマになりますよね…。
しかも10代の少年が顔色変えずに切り捨ててしまったのですからなおのこと。

そのぐらいウォルトにとって裏切りも戦争も身近だったってことだろうけど…。
エレインが怖い!と思って結婚から逃げてきたのもわかるなあ。

エレインは王女なのだからそんなことは言っていられないにゃ!
それでも死にたくない!
しかし今回ばかりはそんなことは言っていられません。
トラウマの恐怖よりも何よりも死ぬほうがイヤ!
死の回避の前ではトラウマも克服できたようですね。本当ならもっと早く…とも思ってしまいますが、エレインにもエレインの事情があって仕方がなかったのかもしれません。
またエレインは死回避が目的であり、王女としての責務などで動いてはいないようです。
王女の価値は宝箱であり、それ以外でもそれ以上でもないのですから、人生に悲観して王族の責任にまでは目は向かないのかもしれません。
歴代の王女たちはどうだったのでしょうか…?
王族の責任ではなく、泣く泣く嫁いだだけなのか。不幸せだったのか幸せだったのか。

政略結婚で幸せな結婚になった例のほうが少ないだろうね。
でもエレインの自分が死にたくないから!という動機のほうがちょっと感情移入しやすいかも笑。
ウォルトのほうも前触れなく辺境の地までやってきたエレインに不信感を感じている様子。
騎士に至っては困惑しています。
どれだけ王都でワガママし放題していたのか苦笑。
婚約者という立場なのに、だれひとりとしてエレインが嫁いできたなんて思っていない様子です。
それとも結婚がイヤすぎて攻撃を仕掛けに来たと思った…?まさかですよね。
今のところウォルトは無表情ですが、内心でどう思っているのかも気になります。
そのうちエレインに優しく微笑みかける日がくるのでしょうか…?
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