マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第11話のネタバレ感想です。
私は今日、ウォルト様の妻と夫婦になる。
ヴィフターシュ王国での結婚式は新郎新婦と司祭の三人のみでおこなわれます。神の前で誓いをたてたあと、領民たちに祝われながら城に戻ったふたり。
そんなエレインをリリスが待ち構えていて…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第11話】ネタバレあらすじ
婚姻も無事終わり、いよいよ初夜。
ベッドでふたり顔を寄せ合い…。
「熱がありますね」

大事な初夜の日に…。
でも今まで頑張ってきたからエレインも疲れちゃったのかな?
大事な初夜なのに…
「今夜はもうお眠りください」
大事な初夜に熱を出してしまったエレイン。
ウォルトはそんなエレインの体調をおもんばかって、今日はこのまま眠るように告げますが…。

貴族令嬢にとって初夜は大事なお役目だもんにゃ。
それを自分のせいで先送りにしてしまったとなれば…エレインが慌てるのもわかるにゃ。
王城に住んでいたころ、さんざん侍女長にも言われていました。
自分の立場を守るためにも、相手への誠意を見せるためにも重要な場面で体調を崩すなど論外だと。
それなのに…と、さすがに青ざめるエレインでしたが、ウォルトは怒ることもなく…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第11話】感想
どうやら初夜は先送りになりそうですね。
エレインにとっては失態以外の何ものでもないのかもしれませんが、体調不良は仕方ありません。

慣れない場所での生活っていうだけでも疲れるよね。
騎士たちは連れてこれても、身の回りを世話してくれていた侍女は連れてこれなかったわけだし。
ウォルトの優しさ
エレインとしては最悪のタイミングで体調を崩してしまったと思ったはずです。
実際エレインは青ざめていました。
それだけ貴族子女にとって初夜は大事なことという認識なのでしょうね。

跡取りのこともあるもんにゃ。
だからエレインが「妻としての責務を…」というのもわかるんです。
わかるんですが、この言葉選びはちょっと悪手だった気がします。
男性からしたら「義務や責任で自分に抱かれるのか」と思ってしまいますよね。
ふたりは政略結婚なので、現代の恋愛結婚とは違いますが、それでもそこに心があると思いたいのが男心ではないでしょうか。
特にエレインに負けず劣らず責任感の強いウォルトは、バーキット領のために嫁いできてくれたエレインに最大限の気遣いをみせようとしています。

エレインのトラウマもあるから余計だよね。
エイレイン自身はすっかり克服して忘れかけている節があるけど、トラウマの元凶を作ったウォルトのほうは忘れられず自分が重荷にならないかと恐れているよね。
そう考えると、何だか微妙にすれ違っているふたりですね。
エレインもまだウォルトに気持ちが傾いている感じですが、異性としてウォルトを「好き」かと言われるとまだ違うような気がします。
ウォルトも気持ちが傾いていることは間違いないですが、押し込めようとしている…?
そんなふたりだから、初夜を迎えるのが先延ばしになったのは結果的によかったのではないかなとも思います。
エレインからしたら人生最大の大失態かもしれませんが。
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