マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第67話のネタバレ感想です。
ウォルトは戦場を駆け抜けていました―。
クラウディア王女からの協力もあり、隊長の首を取ることに成功。
しかしそんなウォルトのもとにジャンから緊急の手紙が飛んできました。―そこにはデリックの謀反による王城攻めとエレインから王家を助けるべく騎士団を率いたことが描かれていて…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第67話】ネタバレあらすじ
王城はというと―エレインたちバーキット辺境伯騎士団の救援もあって窮地は脱しましたが、完全に危険が去ったわけではありません。
1番の問題は食糧でした。
未支援の家門からの食糧救援を求めたいところでしたが…。

どっちに情勢が転ぶかわからないから渋っているみたいだね。

自国の危機より己可愛さだにゃ。
エレインの策
古だぬきの貴族たちが考えそうなことですが、その裏にはデリックがいるのではないかとエレインは思います。
そしてそんな状況に黙っているエレインでもありません。
―マクガレー公爵、今のランプの状況は?
マクガレー公爵にエレインは尋ねました。
マクガレー公爵はエレインのこの質問だけで、エレインの意図を読み取った様子。
果たしてエレインの考えとは―?
旦那様、今世は死んだら許しません【第67話】感想
前回から戻って王城でのエレインの様子が今回は描かれています。
バーキット辺境伯騎士団を率いているということもあって、重要なポジションで動き回っていますね。
もはやいち元王女ではありません。

この戦争が終わった時にエレインの発言力は強くなってそうだよね。

アーサーの立太子は絶望的だし、そもそも国王がそれを許すはずがないけど、今後についてはどんな風に考えているんだろうにゃ?
ランプはバーキット家の第二の盾
そんな中、貴族たちは自分の身を守るためにも状況を観察して自国の王家を助けるか金勘定しているようです。
何とも貴族らしいですね。きっとエレインの言う通り前世でも同じことが起こっていたのでしょう。
そう考えると、王家があって国王もいますが、絶対君主制ではなく、領主たちにもそれなりの権限がありそうです。
だからこそ王家は王女を家門に送るのでしょうね。元は領地と領主がいて、それがいつの間にか国となったというのが成り立ちのような気がします。
ただしエレインも黙ってはいません。今のエレインには盾であり、武器であるランプがあります。

そもそも戦争抑止のためにはじめた事業なのに、己の利益だけで動いている貴族たちに渡るなんて…、ダンテたちだって許さないよ!
国一番の貿易商であるマクガレー公爵の協力もありますし…食料支援を渋っている貴族たちは慌てふためけば良い…笑。
それにいい見方をすれば、戦争後、信用できる貴族と信用できない貴族の振り分けが容易になるとも言えます。
とはいえ、あのデリックがこのままおとなしくしているわけがないのですが。

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