マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第45話のネタバレ感想です。
国王との謁見を終えたエレインに声をかけてくる人物がいました。兄のアーサーです。
そしてその横にはデリックの姿もありました。
「ほら言ったでしょう?エレイン様が来ていると」
近寄ってくるふたりをにこやかに出迎えたエレイン。そして3人でお茶をすることになりますが…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第45話】ネタバレあらすじ
デリックは食糧支援と引き換えの条件として王都へ残るように言います。
しかも食料支援だけでなく医療支援まですると言って…。

エレインはどうするんだろう…?
私は領地に戻ります
エレインの答えは…領地に戻ること、でした。
しかしそれではラッドマン家からの支援は望めなくなる…しかしエレインは…。
「バーキット城に私がいたら私が敵の手に落ちないようデリック様は支援するしかないでしょう?王都に残るより手厚くなると思ったのだけれど」
デリックにとって自分の価値を知ったエレインは機転を利かせました。
その機転の良さと健気さにデリックは嬉しそうに声をだして笑います。
さらにエレインはアーサーを通して王家をも巻き込む算段までつけます。
残るはバーキット領までの帰路ですが…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第45話】感想
腹の探り合いですね…。デリックも自分が疑われていることをわかっているので、隠す気がありません。

目が怖いにゃ…。
あの目で押し倒されて、よくも平然とエレインは立ち回っていると思うにゃ。
エレインには元々の王女としての風格があったのでしょうが、ウォルトを愛したことでいっきに花開きましたね。
嫁ぎに来た当初のエレインでは考えられない凛とした立ち回りです。
それに比べてアーサーは…。目先の利益に飛びついていてしかもそれが表情に出ている…。
元来わかりやすい性格なのかもしれませんが、王太子として致命的では?と思ったり。

だから国王はアーサーの立太子を先延ばしにしているのかもしれないね。
あの国王なら息子可愛さで王太子を決めないだろうし…。
ウォルトの死は自分のせい…?
問題は山積みで解決はできませんでしたが、王都でエレインはできる限りの最大限をしたと思います。
今回のエレインは凛としてかっこよかったです!
しかし残る懸念は王都からバーキット領までの帰り道。
…やはり襲撃に合いましたね。そしてそのせいで目的がエレインであることをエレイン自身も自覚することになりました。

自分の存在のせいでウォルトを危険にさらしていると思うと辛いよね…。

それどころか戦争の引き金にもなりかねないにゃ。
ひとりの女性を手に入れるために隣国と手を結ぶというのは常軌を逸していますが、デリックならやりかねません。
自分の首や領民の命までかけた大博打であることを当人はわかっているのか…、本当の意味ではわかってなさそうですね。
そんな男に目をつけられてしまったエレインがつくづく気の毒です。
そしてこの異常さはきっと前世でも…。エレインもそのことに思い当たっています。
もしかしたら本当にウォルトの死はエレインのせいだったのかもしれません。
今のエレインは心からウォルトを愛しています。
だからこそ自分がウォルトの死に直接関係しているかもしれない、というのは衝撃的であり、辛いですよね。
しかも現状、戦争を止める手立てはありません。
たぶんこのままだとリンデンと戦争になるのだと思います。
デリックの動きも気になりますし、アーサーもイマイチ心もとない。
もうひとりの王太子有力候補である弟はどうなのでしょうか?
きちんと登場していないのでわかりませんが、ここには王位争いまで加わると…もはや収拾がつくのでしょうか?

国王の体調も気になるにゃ。
この状況で国王が崩御、なんてことになったら…さらにカオスだにゃ。
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