マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第91話のネタバレ感想です。
先帝の登場、アルフィアス公爵の裏切りともとれる行動。これらはすべて貴族たちによって瞬く間に噂の的となり、どちらにつくべきかと話し合いが行われているはず。
わかってはいてもこれといった打開策を思いつかないアタナシア。
一方のジェニットはというと、クロードではなく紳士様とよんでいた人物が自分の実父だと知らされて混乱していて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第91話】ネタバレあらすじ
イゼキエルは人知れずフィリックスに会いたいと連絡をとりました。

本当はアタナシアと話したかったみたいだにゃ。

アルフィアス公爵が先帝についた以上、表立ってイゼキエルがアタナシアに会うことはできないもんね。
イゼキエルが伝えたいこととは?
フィリックスを秘密裏によびだしてまでイゼキエルが伝えたかったこと…それは自分の父ロジャー・アルフィアスについてでした。
イゼキエルから見た父は以前と様子が違うとのこと。
しかしそれは誰の目からみても明らかなこと。
なぜならフィリックスたちの知るアルフィアス公爵は皇権の安定を優先してきた人であり、自ら皇権を危うくさせるようなことする人物とは思っていなかったからです。

だからこそ公爵という重要な立場にもずっといられたんだろうしね。
しかしイゼキエルはさらに言葉を重ねます。
アルフィアス公爵が「おかしい」と。それはまるでだれかに操られているようにも見えてと言って…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第91話】感想
イゼキエルの今回の行動は決死の覚悟だったのだと思います。
自分の家族を、ましてや尊敬していた父にそむくだけでなく敵に売るような行為と同義だと思うからです。

自分の立場も危うくなるかもしれない行為だよね。
それでも父親を止めたかったし、アタナシアを守りたかったんだと思うよ。

愛だにゃ。
イゼキエルの覚悟とジェニットの困惑
一方で保身も多少あるようですね。
最後に何者かに操られている故の行為の場合、許しを請うことかできるか聞いてます。
まあ仕方ないですよね。
自分の父親ですし、わが身も可愛い。そいういうところがヒーローのひとりなのに、人間味があって逆に私はいいなあと思います。
ルーカスもカッコいいけど、イゼキエルも私は推したい!笑。

イゼキエルのことも心配だけど、ジェニットのことも心配だよ。
一方ジェニットはというと…。
もう内心ぐちゃぐちゃですよね。下手しなくても大好きなアタナシアと敵対する関係になっているうえに、家族だと信じていた者たちは実は違ったのですから。
信じ込ませている時点で大人たちのあくどさも感じますし。
さらに「ジェニットを見た瞬間に私の娘だということを確信しました」と先帝が告げるシーン…うそつけーー!!と思いました笑。
知ってたくせに、と。
いろんな思惑で出生すらルーカスをもってキメラと言われてしまうようなものなのに、うそにうそを重ねないでほしい。
でも信じちゃうんですよね。言葉を重ねることができなかったアタナシアより、言葉を重ねてくれた人の言うことを信じちゃうのわかる気がします。
わかるからこそ先帝が許せない気持ちになってしまいます。
このあとジェニットとアタナシアの関係はどうなってしまうのでしょうか?
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