マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第81話のネタバレ感想です。
アタナシアはベッドに入りながら、小説の内容を思い出していました。
アタナシアが知るクロードは残酷な人ではありません。そこで疑問に思うのがなぜアタナシアを処刑するに至ったのか…。
黒魔法の影響と思えば腑に落ちると同時に、小説のアタナシアが自分を投影して涙が止まらなくなり…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第81話】ネタバレあらすじ
クロードが使った黒魔法は2つ。
それぞれ記憶を消す黒魔法と感情を消す黒魔法でした。

黒魔法はリスクがヤバイから使わないわけだけども、使う場合でもひとつだけが多いのにふたつも使ったんだね。

そこまでして感情と記憶を消したかった相手といえば、ひとりしか思い浮かばないにゃ。
愛していたからこそ
アタナシアもその人物がだれなのか容易に想像がつきました。それはアタナシアの母であもダイアナです。
アタナシアは何度か夢で見ていたからこそ、クロードが本当にダイアナのことを愛していることを知っていました。
知っているからこそクロードが感じたであろう喪失感に思いを巡らせ、アタナシアは涙を流します。
そんなアタナシアにルーカスは…。
「パパがすぐ死ぬわけじゃないって。だから泣くなよ」
アタナシアがクロードが死ぬかもしれないと思って泣いていると勘違いしたようで…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第81話】感想
クロードとダイアナ。純愛ですね!!
ふたりの出会いとかどうやって相思相愛になったのかとか、ぜひとも番外編だしてほしい…。
あの美麗イラストで大人世代も読みたいと思う読者は多いのではないでしょうか。

確かに気になるにゃ。
物語のお姫様はだれ?
しかしクロードはやり方を間違えました。
ひねくれて屈折しているクロードらしい選択ではありますが、そんなことをしてもダイアナは喜ばないのに。
ダイアナもクロードがよからぬ選択をするのではないかと生前心配していたのではないかなと思ったり。
アタナシアの夢の描写を見る限り、クロードよりもクロードのことをわかっている自由で心の広い人だったようなので。
一方、イゼキエルに言外にくぎをさされてしまったジェニット。

告白したわけでもないのに、くぎをさされるのってめっちゃ恥ずかしいよね。
でもジェニットの思いって一種の刷り込みなのではないかなと思います。
だから本当に心から恋愛的な意味でイゼキエルを思っていたのかという別ではないかと。
恋に恋するみたいな。10代にあるあるの感情のような気がします。
さらにアルフィアス公爵もそれを視野にいれていたのは間違いないでしょうしね。
だからこその刷り込み。
イゼキエルは優秀なので、当然父の当初の思惑もジェニットの刷り込みも気づいていたのではないかと思います。
でもイゼキエルはアタナシアに出会ってしまったから。

空がふってくるんだから、忘れらない出会いにゃ。
しかもまれにみる美少女なんだから、そりゃあ恋に落ちるのも頷けるにゃ。
そしてジェニットもイゼキエルの想い人がだれかなんて、イゼキエルが言わなくたって気づいていたと思います。
アタナシアなら仕方がないと思う反面、自分も姫だからといって育ったジェニットにとってアタナシアは憧れの対象であり、嫉妬の対象にもなりえますよね。
自分は隠れて育てられて、父(と思っている)クロードと一緒にも暮らせないわけですから。
さらにアタナシアは美人なうえに優秀。そのこともアルフィアス公爵によって漏れ聞こえてくる始末。
嫉妬するな、妬むなというほうが無理ですよ。
そしてそこに付け込もうとしている人物が…。

先帝から逃げてー!!
ジェニットからでている黒いモヤモヤ…。気になります。
良くないことが起こらないといいけど…。
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