マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第79話のネタバレ感想です。
ルーカスはアタナシアに魔法の使い方を教えることにしました。
そしてふと思い出します。塔の管理も放棄して眠りにつく少し前にあった弱い魔力の皇族のことを。
しかしその皇族はのちに歴代最強の皇帝とまで言われており、ルーカスには以前一度だけ会った姿と一致しません。
とにもかくにもルーカスはアタナシアに魔法を教えることにしますが、お世辞にも教え方がうまいとは言えなくて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第79話】ネタバレあらすじ
ルーカスはクロードをかなりの努力家だと称しました。
しかしアタナシアにいまいちピンときません。

アタナシアにとってクロードは完全無欠のパパなんだろうね。

優秀で才能があったことは確かにゃなのだろうけど、最初から何でもできたわけではないにゃ。
以前のように…
思わず目の前のクロードをじっと見つめながら、ルーカスの言葉を反芻するアタナシア。
当然そんなアタナシアに疑問を感じるクロード。
「あっ、ちょっと解けない問題があって」
「ふむ。前は俺が勉強を見てやってたのか?」
そのままあっさり解くだけでなく、方法まで教えてくれます。
さらには魔法まで教えてくれて…。
クロードの言う通りにやってみると無事成功。
そんなアタナシアをクロードは「よくできたな」と微笑んで…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第79話】感想
何だか記憶がなくなる前のアタナシアとクロードを見ることができた回でしたね。
アタナシアもきっと嬉しかったことでしょう。
そして読者も安心したのでは?と思ったり。

かりそめかもしれないけど、アタナシアよかったねって気持ちだよね。
アタナシアって大胆だよね
今回個人的に好きなシーンは、アタナシアが魔法を失敗して書類がばらまかれ、それがクロードの顔面に直撃するところ笑。
何だか前にも似たようなシーンがあったような気がします。
魔法の失敗ではありませんでしたが、クロードが寝ているあいだに綺麗な花を髪に飾って遊んだりしていましたね。
クロードにどうやってバレずに抜き取るか幼いアタナシアは苦労していました。
そう考えると、幼い頃から本質はかわってないのかもしれませんね笑。

自分を殺す(かもしれない)相手だってわかっているのに、時々大胆な行動にでるよね。

本人は良かれと思っていることもにゃ。
今回もアタナシアだから怒らなかったんだと思うにゃ。
クロードも記憶がなくてもアタナシアの勉強や魔法の練習をみてあげたりと、本能が覚えているのかなと。
もしくはアタナシアが生まれたときに残虐行為をしてはいますが、アタナシアを殺せなかったということはやはりクロードの中に父性が最初からあったのではないかとも思います。
ずっと大切に思っていたし、大切にしたかったのではないでしょうか。
それを邪魔する原因はやっぱり黒魔法ですよね。
記憶にない娘。
そして記憶に残るダイアナの姿と言葉。
断片でしかクロードとダイアナの描写はありませんが、ふたりがお互いを大事に思っていたことは容易にわかります。
そしてそんなダイアナにアタナシアは容姿だけでなく似ているのだろうなと思います。
だからこそクロードは惑い、苦しくなるのでしょうね。
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