マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第48話のネタバレ感想です。
「お前は一体誰だ?」
クロードはアタナシアを見てそう言いました。アタナシアが「パパ」とよんでも不快げにするだけです。今までの幸せが音をたてて崩れていくような、だれかに奪われていくような錯覚に陥ります。
そのうえクロまで姿を消して…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第48話】ネタバレあらすじ
フィリックスはクロードが記憶を失ったきっかけについて話します。
止める自分の腕も振り払い、魔力の渦の中に命がけでアタナシアを助けにいったのは他でもないクロードだと。
しかしクロードは信じようとせず、そんなはずがないと一蹴するばかり。

自分が血縁に命をかけるなんて信じていないみたいだよ。

アタナシアに出会う前のクロードならそうかもしれないにゃ。
全部生き残るための「フリ」
一方、クロードに忘れられてしまったアタナシアは…。やる気も起きず、ソファでだらけていました。
そして考えます。
そもそもこの世界で目覚めた時の自分の目標は生き残ること。
そのためにいい子の「フリ」をした。
やさしい「フリ」、かわいい「フリ」、パパが好きな「フリ」。
すべて生き残るため。
そして今。目立ちさせしなければ殺さないと言われているということは、おとなしくさえしていれば自分の目標は達成されるのではないか。

夢に見たニート生活って無理矢理気にしていない風を装っているよ。
そんなアタナシアにジェニットから手紙が届いていて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第48話】感想
「ある日、お姫さまになってしまった件」はパパと娘の美麗イラストでおくるほのぼの物語りのはずが…アタナシアの魔力の暴走や記憶喪失など次から次へとアタナシアにとってつらいことが起きていますね。
さらにあの男の存在も気になりますし…。

アタナシアは自分のせいだって思っているかもしれないけど、絶対あの男のせいだにゃ。

どうしてこんなときにルーカスがいなのー!!
ジェニットからの手紙がなぐさめに
アタナシアは全部「フリ」だと言っていますが、フリではなかったと思います。
やさしいフリじゃないし、かわいいフリじゃないし、パパが好きなフリじゃない。全部全部、本当のアタナシアだと思います。
もちろん少し猫被っている部分はあるかもしれませんが笑。
それなのにそんな風に強がるのを見るのは辛いですね。(侍女も心配しています。)
そんなアタナシアのなぐさめになっているのが、ジェニットからの手紙。
情報統制がされているからか、貴族たちには知られていなくてお伺いの手紙がきていないようですね。
その中、かぎつけてきたアルフィアス公爵…。どうにも信用なりません。
イゼキエルのお父さんなので、イゼキエルのためにも悪いことはしてほしくないのですが、貴族らしく権力を得るために色々画策しているのでしょうね。
ジェニットを育てたのもそのうちのひとつの計画なのでしょうし。

でもジェニットの手紙で気になることが書かれていたね。

小説でアタナシアを毒をもった犯人にしたてあげたジェニットの伯母が都入りするみたいだにゃ。
今後このジェニットの伯母がどうかかわっていくのかわかりませんが、小説の感じだと権力大好きな感じですよね。
ジェニットのようにジェニットを家族として愛着をもっているのか…。
クロードの記憶喪失といい、何だか小説のような展開になっていような印象を受けました。
これが物語の強制力??転生ものではよくあるパターンですが、「ある日、お姫さまになってしまった件」はベースとして小説がある程度だと思っていたので、ここで強制力が働くのでしょうか?
これ以上、アタナシアに辛いことが起こらないといいのですが…。
どうやったらクロードの記憶は戻るのでしょうか。
原因はやっぱり魔法?なら魔法でなければ解けないということですよね。
…ルーカス、いつ戻るのでしょうか。
結局最後にはルーカス頼りになってしまうんですよね。
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