マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第44話のネタバレ感想です。
ルーカスから世界樹を探しにいくためここを離れると聞いたことで不安になったのか、アタナシアは不吉な夢を見ます。そこにはアタナシアはおらず、ジェニットがクロードのことを「お父様」と呼んでいて…。
クロードは頭痛に苦しみ、国政はおろか日常生活にも支障をきたしているようでした。そんなふたりに近づく影がひとつ…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第44話】ネタバレあらすじ
フィリックスの失言でフィリックスは追い出され、久しぶりに不機嫌なクロードとふたりきりのお茶会となったアタナシア。

それでも機転をきかして、クロードの機嫌を戻しちゃうんだからさすがだね♪
皇帝を手のひらで転がすのもお手の物笑。
アタナシアはケーキを頬張りながら、フィリックスの言葉を思い出していました。
どんな生意気を言っても…
「パパ、私ってそんなにママに似てるの?」
今までタブーとされてきたダイアナのことを尋ねます。
クロードはアタナシアのその問いにカチーンと音をたてて、ソーサーにカップを置きます。
「わからん。死んだ人の顔なぞはるか昔に忘れたからな」
そう言いつつ視線をアタナシアから外すクロードはどこか寂しそうです。
アタナシアはあえてタブーとされていたダイアナの話をだしました。
それでもクロードは怒らないと思ったからです。
きっと自分が生意気なことを言っても、間違いをおかしたとしてもクロードはもう自分を殺さない。そんな確信がありました。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第44話】感想
何だか完璧な一枚の絵画を見ているような気分になりました♪
そのぐらい父と娘、完璧な形になっている気がして…。
きっとアタナシアだけでなく、クロードも幸せをかみしめているのではないかなあと思います。

カラーで絵も美麗すぎるから、よりアタナシアの幸せな空気が伝わってくるような回だったね♪
アタナシアは何をお願いした?一方ルーカスは…
アタナシアは今まで転生前に読んだ小説のように、クロードに殺されないために必死に頑張ってきました。
殺されないため、クロードの逆鱗にふれないため、子供ぽくふるまいながらも最新の注意をはらってきたのです。
中にはアタナシアの本心ではなかった行動もあったと思います。
そうやって積み重ねてきたからこそ、普通の父と娘のように絶対的な愛情を信じて疑わずというわけにはいかなかったアタナシアですが、この回でようやく普通になれた印象ですね。
アタナシアは何をクロードにお願いしたのでしょうか?
クロードにしか叶えられないことって言っていましたが、それは皇帝だからではなく、きっとクロード個人にしか叶えられないことのような気がします。
たとえばダイアナとの思い出話とか?ちょっとまだ懐かしんで話せるところまではいっていないような気がしますが。
いずれわかるのでしょうか。気になますね♪

でもここまで幸せそうだと、むしろ何か一波乱起こるんじゃないかって気がしてくるにゃ。

ルーカスも皇宮を離れちゃうんだもんね。
魔力を取り戻すためにも世界樹の実が必要らしいです。
しかも実がなるのは500年に1度!さすが世界樹…500年に1回とか貴重すぎます。
このタイミングを逃すわけにはいかないはずなのに、何だかルーカスはのんびりですね。
どうやらアタナシアのことが気になって、もっと早く行くべきだったのに遅らせていたようです。
なぜアタナシアのことが気になるのか、本人は気づいているのでしょうか?何ともいえない顔をしています苦笑。
もしかして自覚していない?
恋愛感情とか自分より他人を大事にするとか、ルーカスの内面にはない感情のような気がします。
だからこそ本人も戸惑っているのかなと思ったり。
自覚したらどうなっちゃうのでしょう?
ルーカスの内面も複雑でなかなか見えてこないですね。

今後ルーカスの過去も少しずつ明かされてきたりするのかな?
ルーカスの過去も気になるよね。
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