マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第33話のネタバレ感想です。
イゼキエルとのダンスを終えたアタナシアにフィリックスが話しかけます。周りにクロードの姿はありません。もしかしてジェニットと…と小説のシーンを思い出すアタナシアに、フィリックスは姫様のデビュタントですから、すぐにお戻りになると言って。
そしてそのままフィリックスはアタナシアをダンスに誘うのでした。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第33話】ネタバレあらすじ
アタナシアが落としたリボンを手にジェニットが声をかけてきました。
そしてクロードに気が付いたジェニットは腰をおり、挨拶をします。

顔が輝いているよ。

ジェニットにとっては念願の「父親」だにゃ。
ジェニットとクロードが対面
どうしてここにジェニットが…と思いつつ、小説の中の展開を知っているアタナシアは気が気ではありません。
そんなアタナシアの心境をよそに、ジェニットはアタナシアが落としてしまったドレスのリボンを渡すとニコっと笑顔を見せます。
「まだ私の紹介もしておりませんでしたね。」
雰囲気はまるで違いますが、その顔にはかつてのクロードの婚約者の面影があります。
クロードはそんなジェニットを見て「そういうことか」とつぶやいて…。

何か気づいた様子にゃ。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第33話】感想
ジェニットとクロードの対面というイレギュラーは起こりましたが、アタナシアにとって今回のデビュタントは夢のような時間だったのではないかと思います。

小説のアタナシアのデビュタントはかわいそうだったもんね…。

でも小説だとちゃんと対面するシーンがあったにゃ。
14回目の誕生日と今日のデビュタントおめでとう
結局、正式な挨拶もアルフィアス公爵の余計なさぐりでうやむやになってしまいましたね。
アタナシアへのクロードの寵愛の深さはアルフィアス公爵もはじめ、貴族たちにとっては予想外のものだったようです。
クロードがだれかを寵愛する姿は貴族たちには想像つかないのかもしれませんね。しかもかな~り深い寵愛です。
何てたって「あの子がふたりにならない限りは」ですからね。
一方アルフィアス公爵は自分の目論見が外れて戸惑っている様子です。
もし万が一、クロードがジェニットの存在を認めたとしても、アタナシアへの思いが消えることはないと思います。
そしてふたりには一緒に時間を過ごした確かな絆があります。
ジェニットがふたりのあいだに入ることはできたとしても、アルフィアス公爵が望むような形にはならないのではないかなと思います。
このままだと皇位もアタナシアに譲りそう。
だからこそ焦っているのでしょうが…。

クロードの反応も気になるよね。
ジェニットを見てつぶやいた言葉。何かを感づいたということでしょうか。
そもそもアルフィアスが血のつながりのない子どもを大事に育てているということに不信感を抱いてしましたしね。
しかもジェニットは母親似です。雰囲気が違いすぎますが、だれと血が繋がっているのかはクロードもすぐに気づくのではないでしょうか。
だからそういうこと、なのか。そうなると自分の娘と思った?
それとも…。
そもそも婚約破棄の原因はジェニットのお母さんの不貞だったはずなので、すぐに自分の娘と思うのは安直ですかね…。
ジェニットはずっと自分の父親はクロードだと言われて育てられているわけですが。
今後、そのあたりのことも深堀りされていくのでしょうか?次回も楽しみです♪
コメント