マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第29話のネタバレ感想です。
14回目のアタナシアの誕生日。リリーをはじめ、メイドやフィックスから心からの「おめでとう」とプレゼントをもらい、お祝をしてもらいます。
しかしはやり14回目の誕生日にもクロードの姿はありませんでした。
そのことを悲しいとはアタナシアは思いません。ただクロードにも人間らしい感情があるのだなと思うだけ…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第29話】ネタバレあらすじ
ついにデビュタント当日を迎えました。
しかしデビュタントは夜です。それなのにまだまだ時間のある早朝に起こされたアタナシア。
しかもすでに時間がない!とメイドたちはあわただしくしています。
姫のデビュタントは大変!
起きたらまずリリーやメイドたちによってお風呂にいれられ、ぬくみをとるマッサージに顔パック、髪を整えて…と主役であるアタナシアが呆然とするほどの熱量と忙しさです。
「大切な日ですからいくら早く準備しても足りませんよ!」
「香油はどこ?」
「薬草もいれよう」
「花びらも!」
「ブラシはこれで全部?」

うわあ、メイドたちの気合のいれようがすごいね。

だれにも顧みられなかった姫だったのに、今じゃ自分の意思でメイドたちがアタナシアを大事にしていることがわかるにゃ。
頭上で飛び交うあわただしいメイドたちのやりとりに、アタナシアも姫のデビュタントを甘く見てたと思わずグルグル。
そうして完成したアタナシアはいつも以上に美しく仕上げられています。
そんなアタナシアを見た同じように正装したクロードの感想は…?
ある日、お姫さまになってしまった件について【第29話】感想
デビュタントって貴族子女にとってとても特別なことなのでしょうね。
何てたって社交界デビューです。
これをきっかけに社交界の花になるか、名門家門とつながりを持てるのかとか親は考えているのかなと思ったり笑。

それにしてもアタナシアはすごい綺麗だったね。

回想にもでてくるママにそっくりだにゃ。
クロードもそう思ったと思うにゃ。
特別な日になりそう♪
メイドたちが力作というほど綺麗に仕立て上げられたアタナシア。
そこには事務的に主人に仕えているといった雰囲気は一切ありません。
もちろんクロードの寵愛があるからこそのメイドたちのやる気と心配りなのでしょうが、アタナシア個人への好ましい感情がそこには絶対にあるのだろうなと思いました。
赤ちゃんの頃の放置とは大違い。
これもアタナシアの頑張りのひとつですね。
クロードだけでなく、メイドたちもアタナシアに心を配っているシーンを見ると良かったねと思います。
そしてクロードの反応。ダイアナを思いだしたのだろうなと思います。
そのぐらい14歳になったアタナシアはよく似ています。
これからますます似てくるのでしょうね。

ダイアナに似てくるアタナシアを見るのは、クロードにとってやっぱり辛いのかな。
でも悲しい、辛いと思う気持ちは完全に消えることはなくても、娘としてアタナシアを大事に思っているのでしょう。
だからこその正装なのだと思います。
アタナシアの晴れの日にしっかりとお祝いしたい、恥をかかせてはいけないという思いがあったのではないでしょうか。
だってクロード、かっちりした格好嫌いですよね苦笑。
それでもアタナシアのためだけに正装したのではないかなと思います。
そして正装したクロードはまばゆいばかりですね。
本当に親と娘?と何度となく思ったことをまた思ってしまいました。
読者としては眼福ですが笑。
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