マンガ「ある日、お姫様になってしまった件について」第129話のネタバレ感想です。
アタナシア一行は市場に出かけました。海が近いこともあり、たくさんんの新鮮な魚が並び、活気にあふれています。
はじめての海外旅行のアタナシアは見るものすべてが新鮮で目を輝かせて、目につくものを食べていきます。
次から次へとアタナシアの胃へと入っていく食べ物の量に先帝は驚愕して…。
ある日、お姫様になってしまった件について【第129話】ネタバレあらすじ
暗くなり、そろそろ帰ろうと提案するクロードにアタナシアが差し出してきたものは…―。
ライオンの耳のカチューシャ。アタナシアの頭の上にはうさぎの耳のカチューシャ。

えっ、クロードがつけるの!?

娘からのお願いにはさすがのクロードも断れなかったみたいだにゃ。
それは横で笑いをこらえている先帝も同じで…。
昔を思い出す
アタナシアとジェニットの明るく柔らかな空気に触れていると、自分までも穏やかな気持ちになり、心の角がとれるのを感じる先帝。
―この空気感は昔を思い出す…。
ここでの生活にも満足している先帝。だから―…。
言葉をつなげようとする先帝に邪魔が入ります。

あれ、こいつらって昼間のイカサマ賭博した人たちだ!…なんて命知らず。
ある日、お姫様になってしまった件について【第129話】感想
先帝は本当にずいぶんと穏やかな表情をするようになりましたね。
クロードのお兄さんだし優秀は優秀だったと思いますが、穏やかな表情を見ていると皇帝には本来むいていなかった人だったのかなとも。
自分の母親や周囲の反応、立場からそれを望むしかできなかっただけで…。
コテンパに敗北しているからというのもあるのでしょうが、微塵も皇帝にも貴族社会にも未練はなさそうです。
思い出
そして今回、クロードと先帝は雪解け?になったのかな?
ちょっと微妙ですが苦笑、喧嘩ができるぐらいに雪解けしたと思っていいでしょう。
それにしても子供の喧嘩でしかない笑。娘たちにすら呆れられています。
これがもっと早くにできたらよかったのにね、とも思いました。

ふたりとも拗らせに拗らせちゃったから仕方ないよね。これがふたりの精一杯で、ふたりなりの関係性だと思うよ。
番外編でのクロードは完全無欠の皇帝陛下ではなく、ちょっと子供ぽくて娘が可愛いひとりの男性という感じでより身近な存在として描かれています。
たぶんこれが本来のクロードなんですよね。
いろんなわだかまりが解けたからこそ、娘の前でもより素をだせるようになったのかなと。
アタナシアにとっても今のこの状況は幸せ以外のなにものでもないのでしょうが、それはきっとクロードにとっても同じこと。
「ある日、お姫様になってしまった件について」はアタナシアのやり直しと救済の物語でしたが、実際はクロード救済のためのやり直しだったのかもしれません。
そしてやっぱりアタナシアに夢でダイアナを見せてたのはクロードだったんですね。
アタナシアの時空を巻き戻す能力によるものかと思っていました…。
まだまだ闇魔法の影響があっただろうに、それでも母親のことを教えたい、ダイアナのことを知ってほしいという思いが根っこにはあったんですね。本当に素直じゃない苦笑。
素直じゃないといえば先帝も…。政的な意味合いでしかつながっていないと思っていたのに意外と…。
兄弟そろって愛情深い性格なのでしょうね!



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