マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第78話のネタバレ感想です。
皇宮の湖で船を浮かべることにしたクロードとアタナシア、ジェニット。
その豪華さに驚きはしますが、優雅な遊覧船を楽しむアタナシアとジェニットでしたが…
風にあおられたアタナシアの日傘をとろうと、ジェニットが湖に飛び込んでしまい!?
慌ててクロードにジェニットを助けるよう頼みますが…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第78話】ネタバレあらすじ
ルーカスは昔のことを思い出していました。
それは塔の管理も放棄して眠りにつく少し前のこと…。
後継者として皇帝がアエテルニタスを紹介してきました。
しかしルーカスには宝石眼も薄く、直系とは思えないほど魔力も弱いため、相手にする必要もないと考えて…。

わあ~、けんもほろろだよ。
イゼキエルの最も大切な人
アタナシアがルーカスに魔法について教わっている頃…、ジェニットはこの前湖に落ちてしまったときの話をイゼキエルに話して聞かせていました。
お互い魔法が使えたらよかったのに、という話になったとき。
「イゼキエルも私と同じ気持ちなんですね」
「姫様に対する僕の気持ちは君とはちょっと違うよ」

おっ、何だか雲行きが怪しいにゃ。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第78話】感想
冒頭のルーカスの過去の回想、ちょっと意味深ですね。
そしてルーカスがひどい。
どこまでも豪華不遜ですね…。
初対面であんなに言わなくても…。しかも皇帝とその後継者ですよね。
今は塔の魔法使い自体が伝説級になってしまっていることや、ルーカスが自ら言及しているわけではないので優秀な魔法使いという認識をされていますが、当時は皇族ですら敬語を使う存在だったんですね。

何気に、ルーカスの過去も気になるよね。
どんな風に育てられたのかとか。
ジェニットフラれる!?
そしてルーカスの教え方の下手さ!!
それでわかる人いないよ…と思っていたらできちゃうアタナシア、さすがです。
さすがクロードの娘。「やっぱり私って才能あるのね」と本人も言っちゃってる笑。
アタナシアはクロードとはあまり似ていない(母親似?)と思っていましたけど、魔法の才能や努力家で意外と真面目なところはクロードから受け継がれたものだったのですね。
そして一方ジェニットはというと、イゼキエルにフラれちゃいました。

フラれたというよりは釘をさされた感じにゃ。

モテる男はつらいよね。
以前アタナシアのお茶会で他の貴族子女からイゼキエルが話題になったときも、嫉妬した様子などがなく他人事な顔をしていたので、小説とは違い好きではないのかな?と思っていたのですが、どうやら好きだったようです。
そのことに感づいていたからこそ、この機会にと釘をさしたといった感じですね。
あんな劇的な出会い方しちゃったら、それは他の女の子が目に入らないのもわかりますし。
でも魔力がないイゼキエルはルーカスのようにアタナシアのそばにはいられない…。
歯がゆいですね。
小説の中ではヒーローなはずなのに、実際はあまり出番がないという…。
自分のことで手一杯だから、そしてアタナシアのことを考えたいからこその「ごめん、ジェニット」だったのかなと思いました。
色々な「ごめん」がその一言には集約されていそう。
イゼキエルの気持ちもわかるし、告白したわけでもないのにフラれるジェニットも可愛そうだし…。
今後イゼキエルに見せ場はあるのでしょうか…?あってほしいな。
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