マンガ「ある日、お姫様になってしまった件について」【第122話】のネタバレ感想です。
ある日、お姫様になってしまった件について【第122話】ネタバレあらすじ
いよいよ戴冠式当日です。
アタナシアはもとより侍女たちも気合が入っており、いつにもまして綺麗に仕上げてもらったアタナシア。
元々美人なのに、今日は特に輝いているね。
パパの本音と弱さ
アタナシアを迎えに来たクロードも正装をしており、当然のごとく輝いています。
そして輝いているのはクロードとアタナシアだけではありませんでした。
訪れた来賓たちはその豪華さに皇位継承式ではないかと錯覚するほどです。
同時に噂通り、オベリアの皇帝が姫を掌中の珠と大事にしていることが事実であることを知ります。
そのころルーカスは来賓たちの会話を盗み聞きしており…。
アタナシアの悪い噂ばかりだったら、記憶をいじろうと考えているよ。
アタナシアに過保護なのはクロードだけじゃなかったにゃ。
一方アタナシアはルーカスがそんなことを考えているとは知らず、昨日のクロードの「寂しい」の意味を尋ねていました。
ある日、お姫様になってしまった件について【第122話】感想
フィリックスも改めて驚いていましたが、クロードは本当に変わりましたね。
アタナシアへの態度もそうですが、弱みを見せることが大嫌いだったのに今では「寂しい」と思っている理由をしっかり話すなんて。
さらに謝罪まで!
弱さを認められる人が強い人
今までのクロードは強勢を張っている状態がずっと続いていたとてでもいえばいいのでしょうか。
先帝(兄)のことがなくても、きっとどこかでほころびはでていたのだろうなと思います。
そのぐらい今のクロードは自然体でした。
そしてクロードの寂しいは娘をもつ男親ならだれもが感じる寂しさではないでしょうか。
完全無欠の皇帝もひとりの親ということですね。
アタナシアが生まれたころは無関心で殺そうとしたことすらあるとは思えないね。
それを言ったらだれかに謝るクロードも想像できなかったにゃ。
そんなクロードの胸の内にアタナシアも心を打たれたようです。
大事な戴冠式の前だというのに大粒の涙が…。
うわあ、化粧が落ちちゃうよ!
一方アタナシア至上主義がここにも…。ルーカスの基準はことごとくアタナシアなんだなと思いました。
アタナシアのためなら記憶をいじっちゃうつもりでいたなんて!?
めんどくさいこと大嫌いだろうに。
それにしてもルーカスはどういう存在なのでしょうか?
塔の魔法使いで長い時を生きていて、「人間」と自分と分けていることから人という区分ではないのかなと思ったり。
今のところ恋愛方面でリードしているのはルーカスなのかな?
「ある日、お姫様になってしまった件について」は父娘の物語なので、残念ながらアタナシアの恋愛については詳しく描かれてないのかなと思っています。
それとも戴冠式あとも続いて、アタナシアが恋愛感情を知る瞬間も描かれるのでしょうか。
…見たいなあ。
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