マンガ「ある日、お姫様になってしまった件について」第109話のネタバレ感想です。
ある日、お姫様になってしまった件について【第109話】ネタバレあらすじ
ルーカスによるとカラックスはまた先帝の体に戻ったとのこと。
そのことを聞いたアタナシアはジェニットを心配します。
そんなふたりにクロードは「アエルニタスという名前がなぜこの場に出てくるのか説明しろ」と問います。
そういえばクロードはカラックスの存在を知らなかったね。
大昔の皇帝の名前がいきなりでてきたら、さすがのクロードもわけがわからないにゃ。
カラックスにとりつかれた者は…
アタナシアはカラックスが大昔の皇帝であり、闇魔法に手を出した結果力を手に入れ、今は悪霊となって先帝にとりついていることをクロードに説明します。
要点だけをまとめて簡潔に話していますが、簡潔に話せば話すだけむちゃくちゃな内容になっていき…。
ルーカスはこんな説明で理解できるのかと半信半疑です。
しかしクロードはしっかり理解しており、一言。
「アエルニタスにとりつかれた人間の人格はどうなる?」と尋ねてきて!?
ある日、お姫様になってしまった件について【第109話】感想
とりつくのにも色々条件があるようですね。
妬みや恨み・猜疑心など負の感情に引きつけられやすいようです。
作品の中ではそれを「闇」と表現しています。
でも今まで先帝とレオフォード家の公子以外にとりついた人はいなかったのかな?
カラックスって長い期間悪霊としてさまよっているんだよね。
確かに先帝以外にも過去にとりついている可能性は十分にあるにゃ。
悪霊と共存
アタナシアの説明を理解したクロードが一番に確認したのが、「とりつかれた人間の人格がどうなるか」でしたね。
つまりクロードは幼少期の優しい兄が本物で、大人になってからの兄はカラックスであり、別人だと思いたかったってことかもしれませんね。
兄と幸せに過ごした思い出を捨てきれないのでしょう。
初回登場から比べると、クロードは随分人間味がましたよね。
クロードの本心ではお兄さんが大好きなのかも。本人は絶対に認めないだろうけど。
けど残念ながら共存であり、完全にのっとることはさしものカラックスでも難しいようです。
自分の体で好き勝手される、しかも破滅の道へと向かっていっているというのは恐怖ですね。
ジェニット出生もカラックスの仕業ということでしょうか…?
どこからどこまでがカラックスでどこからどこまでが先帝の意思で行ったことなのかちょっと気になりますね。
そもそもカラックスは子孫にとりついて何がしたいのでしょうか?
皇族を破滅させること?でもそれもちょっと違う気がします。
国を滅ぼしかねないほどのことが起こるとさすがのルーカスも黙ってはいられないので、ルーカスを呼び出し見返すことが1番の望みなのかなと思ったり。
悪霊として存在した時間が長すぎて、本人も何がしたいのかもうわからないという場合もあるかもしれませんが。
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