マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第87話のネタバレ感想です。
アタナシアが元老会を招集しました。理由は皇帝に変わって政務を執り行う代理権を認めてもらうため。
それは形式的なものであり、順番に書類にサインして挨拶をすれば終わる話でしたが、アルフィアス公爵が一石を投じて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第87話】ネタバレあらすじ
アルフィアス公爵は元々皇親派の貴族です。
当然、アタナシアもこの形式的やりとりをスムーズに対応してくれるものだと思っていましたが、アルフィアス公爵はクロードの体調についてしつこく確認してきて…。
アタナシアもうまくかわしているけど、シロおじさんもしつこいよ。
何だかイヤな予感…。
アルフィアル公爵の反逆
アルフィアス公爵はクロードの体調不良の理由は黒魔法による呪いではないかとまで言ってきました。
これにはアタナシアだけでなく、貴族たちも顔色を変えます。
黒魔法の使用は重罪。それは皇帝でも例外ではありません。
ただ事実としてクロードは自分の感情をなくすために黒魔法を使っているんだにゃ。
それをなぜアルフィアス公爵が知っているかが問題にゃ。
なぜこの場でそんな噂を持ち出したのかその理由はわからないなりにも、状況を打開すべくアタナシアは言葉を続けます。
そんなアタナシアにフードを被ってうしろに控えているアルフィアス公爵の補佐官が「クククッ」と笑いだして…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第87話】感想
初登場回から何だから腹に一物抱えてそうな感じでしたが、ここでアルフィアス公爵が牙をむきましたね。
しかもイヤなタイミングで…。
もちろん狙ってやっているのでしょうし、人が嫌がるところを正確につくところは貴族らしいともいえますが。
でも今、シロおじさんって先帝に洗脳されちゃっているんだよね。
ということはシロおじさんの意思じゃない？
とうとうあの人が登場！？
アルフィアス公爵はどこまでの意図があって「紳士様」と手をくんだのでしょうか。
もちろん自分が洗脳されるリスクは考えてなかったはずです。
自分ならうまくやれると思った？
皇親派とは聞こえはいいですが、結局は自分の利益と家門のためにジェニットを保護していたのでしょうしね。
どこまで何を把握してどんな未来を想定して手を組んだのか、今となってはわからないかもしれませんが少し気になりました。
もちろん自分は優秀だという過信もあったのではないかと思います。
でもその結果、自分の息子につらい思いをさせることについては何とも思っていなかったのかな。
イゼキエルの思いについては少しは気づいているんじゃないかと思うんだけど。
そしてとうとう「紳士様」登場ですね！
自分の正体も明かします。
そして一気に自分に注目を集め、場を制します。
本当にクロードがいないのに、どうしてこんなに色々起こるのでしょう！！
そういう状況にもっていったのはわかっていますが、15歳の女の子にすること！？と思ってしまいました苦笑。
転生していることを考えれば15歳の女の子よりアタナシアは成熟していますし、今までクロードが守っていただけで、決してアタナシアは弱くないです。
周りがそういう風に見るから守られてあげていたという部分もあるような…。
本人にその自覚があるかどうかはわかりませんが。
とにかく形式的に終わるはずだった元老会が大混乱に陥ってしまいました。このあとどうなるのか…。
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