マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第66話のネタバレ感想です。
数日前まで世界のすべてを手に入れたような幸せな心地をジェニットは味わっていました。
しかし今は漠然とした不安にモヤモヤしています。
その原因はアタナシアとクロード。ふたりと距離を縮められたと思っていましたが、ふたりからジェニットのことに関して質問をされたことがないことに気づきます。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第66話】ネタバレあらすじ
ジェニットの考える家族像に思わず虫唾が走った紳士様。
しかしそんなことはおくびにもださず、ジェニットも当然のように気が付きません。

それでもキツイ言葉は投げつけているにゃ。

でもジェニットがアタナシアの立場を脅かす存在になるかもしれないのは事実だよね。
紳士様にとっての家族とは…?
自分がアタナシアの立場を揺るがす存在になりかねないこと、皇室の仕組みはそう単純なものではないと紳士様はジェニットにときます。
否定したいと思う反面、ジェニットもうまく反論することができず…。
「愛情というものは無限ではない」
「特に陛下は愛情に溢れる方ではありません」
「家族という理由だけでレディーを受け入れてくれるだろうという考えは純粋すぎます」

随分とキツイことを言うよね。まるで紳士さまはクロードのことをよく知っているみたい。
そんな紳士様から逃げるように立ち去ったジェニットは不安にかられ、アタナシアに思わず自分たちが本物の姉妹だったらどうする?と尋ねてしまい…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第66話】感想
あのアルフィアス公爵が止めに入るぐらいキツイ言葉をジェニットに投げていましたね。
それだけイライラしていたのは、自分だって家族に思うことがあって幻想を抱いていた時期を捨てきれないからなのではないかなと思ったり…。
家族という偶像
基本的に紳士様の言っていることは間違っていないんですよね。
長い歴史の中で、クロードと先帝以外にも兄弟で骨肉の争いをした皇帝はいたでしょうし。
しかも皇族なら腹違いの兄弟なんてザラにいたでしょうから余計に…。
さらにアタナシアは今はクロードの寵愛を受けた唯一の姫ということで皇宮での立場を確立していますが、母親はただの踊り子。
他にクロードの子がいた場合、母の立場の弱さゆえに冷遇を受けてもおかしくないわけです。

お母さんが立場が低いからじゃなくて、小説のことがあるからアタナシアはジェニットを警戒しているけどね。
そのあたりを「家族だから」ですべて平和的に解決できる、もしくは問題にすらならないと思っているところは紳士様の言う通り純粋すぎる、もっといえば幼いですよね。
アタナシアのお姉さん(だと思っている)なのに、アタナシアの方が成熟しています。
アタナシアは転生してきていると考えればそれも仕方がないのですが…。
ジェニットは幼さがある一方で、紳士様に「陛下に直接何かされたような言い方ですね」と指摘できるぐらいの鋭さがあるんですよね。
私ならショックと怒りで、紳士様の言葉からそんなことは読み取れません苦笑。
さすがの小説の正ヒロインといったところでしょうか。
案外この鋭さが物語が進めたり、打開させるキーになったりして…?
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