青島くんはいじわる

青島くんはいじわる【29話】ネタバレ感想「王子様の親子対談」青島は坂本に絶縁を告げる

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マンガ「青島くんはいじわる」29話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

青島はホテルのカードを差し出すと言います。「取っといた」

そしてふたりで向かったホテルで桃は青島に押し倒されて…。

「前にも言ったよな。俺、男だよって」

「私は…っ、男の人とこういうことできないから!!!」

青島くんはいじわる【29話】ネタバレあらすじ

ピンポーン。

夜に鳴ったインターフォンに疑問を抱きつつ、確認するとそこには息子の姿が―…。

喜び勇んで玄関に向かうと、「母さん」という呼び名。

久々に青島から呼ばれて喜ぶ坂本さんでしたが…。

ぺんぎん
ぺんぎん

何か青島の穏やかな顔が逆に怖いよ…。

今日はあなたにお別れを言いに来たんだ

家に青島をあげると坂本さんはちょうど飲んでいたシャンパンをすすめます。

「夢みたいだわ。瑞樹とお酒を飲む日が来るなんて」

「夢じゃない、現実だよ。今日はあなたにお別れを言いに来たんだ」

…まさに夢から醒めて現実にたたきつけられる気持ち。

坂本さんは穏やかな声で「絶縁」を告げる青島(息子)の顔を呆然と見つめて…。

にゃんこ
にゃんこ

坂本さんもだけど、青島もつくづく不器用だにゃ。

青島くんはいじわる【29話】感想

29話の感想を一言でいうと、「つくづく親子そろって不器用」の一言につきます。

きっとそこは坂本さんに似っちゃったんでしょうね苦笑。

にゃんこ
にゃんこ

ある意味で似た者親子ってことだにゃ。

不器用親子

坂本さんも病気のことがあったとはいえ、もっとやり方があったのではないかと思います。

もっといえば今じゃなくてもっと前に行動を起こすことはできたはず…。

ぺんぎん
ぺんぎん

意地なんかはらなきゃよかったのにね。

坂本さんは坂本さんなりのプライドがあって、でもそれでも息子のことは愛していて…。

なのにひとりよがりになってしまっている、というのが何とも悲しかったです。

でも現実なんてそんなものなのでしょうね。

自分がどれだけ相手を大切に思っていても、受け取り側の考えや思い、価値観によってひとりよがりになってしまい、一方通行になってしまう…。

にゃんこ
にゃんこ

「青島くんはいじわる」は現実的描写もあって複雑な人間模様が魅力の作品だにゃ。

そして青島もやっぱり不器用。たぶん青島は際限なく愛情を注げる分、受け入れられる容量も狭いのだと思います。

だからこそ母親を受け入れながら、雪乃を全力で愛することは難しいと思ったのではないでしょうか。

もちろん今のこのなあなあな関係だと、母親から雪乃を守れないと考えたのもあるのでしょう。

今の青島にとって何より守りたいのは雪乃で、一緒にいたいのも雪乃、優先事項は雪乃です。

それは彼女としては嬉しいことなのでしょうが、きっと雪乃は喜ばない…。

このことを知ったら雪乃はどんな反応をするのでしょうか?

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