マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」71話のネタバレ感想です。
早くグリフォンを呼んでほしいとお願いするアンネリーゼにキスをしようとする公爵。
その様子に、エルトは涙を流して2人がいなくならないか心配して伝えます。
エルトから魂の契約の話を聞いたアンネリーゼは絶対にダメと公爵に伝えます。
しかし公爵はアンネリーゼを抱きしめ、アンネリーゼと魂の契約を交わしたのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【71話】ネタバレあらすじ
神獣グリフォンは公爵自身だった
バサァっと羽が生えた姿に驚くアンネリーゼ。
「アンネリーゼ、お前なら手なづけられる」と言っていた公爵の言葉の意味。
神獣グリフォンは、公爵自身でした。
フロレンツィアの願いが叶えば死ぬかも知れないアンネリーゼは、公爵と契約をしてしまったことに涙を浮かべます。
フロレンツィアの願いも叶うことになってしまう願いのアンネリーゼは、公爵に謝ることしかできないのでした。
幸せも諦めちゃダメなんだと気づくアンネリーゼ
「お前も死ぬわけにはいかないな」
公爵は、泣いているアンネリーゼに諦めるなと微笑みます。
そして、心から他人を思うように自分自身も救わなければならないと、アンネリーゼに伝えます。
アンネリーゼは、これまでの自分ではダメだと気づき、この世界に来た時に決めたことを思い出したのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【71話】感想
今回は、神回ですね!
アンネリーゼが死ねば、公爵も契約で一緒に亡くなってしまう現実。
やっと自分の願いで傷つく人がいることの重大さが理解できたんだと感じます。
魂の契約は不幸になるものではなく、幸せのためだという言葉の重さに感動しました。
魂の契約は残酷ではなかった
公爵がアンネリーゼに伝えていた言葉が印象的で引き込まれました。
自分を犠牲にしてみんなの幸せを願うアンネリーゼに公爵はきっと気づいていたと感じます。
幸せとはいったいなんなのかを私自身にも問われたような気がしました。
魂の契約は、縛りではなく本当に愛している人と一緒にいたいと思える愛の形なのではないかと思います。
そう思いあえる相手と巡りあって共に過ごしていくなんて夢のようですね。
幼いエルトくんもその様子から感じとったものがあるんだとわかるシーンがありました。
「公爵さま、すごく嬉しそうだもん」
この言葉から、どちらかが死ねば死んでしまうという怖いと思っていたものが、魂の契約は幸せなことなんだと考えが変わったと理解できます。
幼いエルトくんが今見ているものは、とても素晴らしいもので貴重な体験。
これから魂の契約は、幸せな契約だと後世受け継がれる歴史的瞬間だと感じました。
エルトくんがこれまでの重要なシーンにいた理由は
次の世代の魔族たちに本当の魂の契約の意味を伝えるため。
伏線回収できましたね!
アンネリーゼは自分のために行動することを思い出す
公爵様、カッコ良すぎです!
アンネリーゼの後悔の大粒の涙の姿から伝えたときの表情、忘れられません。
お前も死ぬわけにいかないなと言ってからの、諦めるなと伝えたときのアングル!
あの優しさと諭すような言い方、さらになんともいえない表情がキュンキュンしました。
公爵様は、自分の命もかかっているのに、アンネリーゼのことしか見えていない様子で余裕ありすぎます。
アンネリーゼの気持ちを1番に考えていて側で寄り添って気づかせてくれる優しいイケメンさに感激です。
アンネリーゼの自己犠牲の考え方を教えるのではなくて気づかせるように諭していることに尊敬します。
アンネリーゼもそんな公爵様だから気づけて前に進むことを思い出せたんですね。

やっとモヤモヤから解放されたよ~
エルトくんは次の時代への架け橋だったんだ!


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