マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」64話のネタバレ感想です。
公爵が自分をヒロインにしてくれたことで、自分の本質にアンネリーゼは気づきます。
お前がいてくれるならそれでいいと言ってくれた公爵の言葉に胸が痛むアンネリーゼ。
アンネリーゼが願うことは、この世界の皆の願い事が叶うこと。
それはフロレンツィアの願いによって、アンネリーゼが死ぬかも知れないという気持ちからでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【64話】ネタバレあらすじ
待ち伏せていたクラウスとフロレンツィア
フロレンツィアの願いにより死ぬかも知れないアンネリーゼは、なんとかフロレンツィアを説得しようと考えます。
儀式に向かう途中で突然現れたクラウスとフロレンツィア。
フロレンツィアは、「悪役は退場の時間よ」と、アンネリーゼに伝えたのでした。
公爵の傷つけられた姿を見たアンネリーゼの覚悟
隠れていたエルガーは、クラウスから2人を攻撃するように言われていましたが、命令を遂行することはありませんでした。
「皇太子クラウス、その刃に本当に皇太子としての誇りはあるのか」と公爵は尋ねます。
公爵のあまりの素早さに何も出来ないクラウスを守ろうとしたエルガーは、公爵に傷を負わせます。
公爵の傷つけられた姿を見たアンネリーゼ。
大切な人を傷つけられるのは耐えられないとクラウスと戦う決意をしたのでした。

アンネリーゼ、ようやく事の重大さに気づいたみたいだね
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【64話】感想
今回のお話は、アンネリーゼが皆の願いを叶えるといっていた善人すぎることが少し変化してきたと思えた内容でした。
自分の大切な公爵が傷ついたことで、大切な人を守るという新たな感情が芽生えた気がします。
クラウスの攻撃を今後どうやってアンネリーゼが攻略して戦うのかがポイントになりそうです。
アンネリーゼの願いは公爵を無視する願いだった
アンネリーゼの願い事についてとても気になる点がでてきました。
忘れてはいけないことは、公爵は魔族の王であるということです。
魔族の王の真の姿は、霊鳥グリフォンだと以前の王であったシーンに描かれてしました。
魔族の王との契約である霊鳥グリフォンの契約を思い出してみると、命の契約が成立したときでした。
その契約は、つまり心を預けた相手との運命で繋がっていることが条件です。
そして、ヘルムートの伴侶となったヘルガの命が尽きた時、運命で繋がった王の命も尽きるという展開でした。
アンネリーゼがもしフロレンツィアから死を望まれてしまったら、公爵も同じ運命をたどるかも知れません。
アンネリーゼの固定概念がなくなって本当に幸せだと思える世界はなんなのかに気づくことができれば物語も変化しそうな気がします。
アンネリーゼは大切な人を傷つけられて初めて戦う覚悟が生まれた
ようやく、アンネリーゼのすべての人の願いを叶えるという願いの矛盾に気づけたことにモヤモヤが少し晴れました。
物語のシナリオ通りに進むことがそんなに正しいのかとずっと考えていました。
大切な人が傷つけられるのは許せないという新たな感情。
これは、今後の物語を進んでいくことで重大な変化だと思います。
アンネリーゼの気持ちに対して公爵が隣で微笑む優しい表情は見逃せません!
この戦いで、アンネリーゼがどのようにこの展開を乗り切っていくのか見逃せません。

クラウスとフロレンツィアの悪役コンビがお似合いだニャ
アンネリーゼは優しすぎて大丈夫なのか心配になるニャ



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