マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」74話のネタバレ感想です。
公爵が霊鳥トゥルルを攻撃しますが、アンネリーゼはフロレンツィアが落下しないように公爵を止めます。
フロレンツィアは、アンネリーゼの行動が偽善としか思えず憎悪を募らせます。
フロレンツィアの言葉で兵士たちは空にいる公爵とアンネリーゼを悪だと思って攻撃します。
兵士の弓の攻撃によってアンネリーゼは負傷してしまい、とうとう公爵は抑えていた気持ちが我慢の限界になったのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【74話】ネタバレあらすじ
魔族の王としてこれ以上人間の好きにさせない
「人間は醜い生き物だったな」と、冷たい表情で言っている公爵に深い傷じゃないからと言うアンネリーゼ。
しかし公爵は、もう許す必要はないとアンネリーゼの意見を聞こうとしませんでした。
その理由は、魔族でない公爵の母であるヘルガも殺されたからだったのです。
公爵は、これまでの行いは報復される覚悟があってのことだろうなと、人間に伝えたのでした。
人間は攻撃される前に攻撃する生き物
公爵が幼い頃、「ヘルガは不幸な事故で亡くなったから誰かを恨んではいけない」と、皇帝は公爵に伝えていました。
姉だったヘルガの意見を1度も聞くことなかった弟の皇帝。
国を背負う正義を罪と認めるわけにはいかないと思っている皇帝は、謝罪することはありませんでした。
「攻撃される前に攻撃しろ」という人間たちを間違っていると認めることができない皇帝は、無言を貫いて何もしないのでした。

悪いことと分かっているなら皇帝は公爵に謝罪する必要があるよ
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【74話】感想
今回のお話は、人間の弱い部分のせいで魔族と公爵の母ヘルガの傷ついた様子がとてもよくわかる内容でした。
そして、同じ事を繰り返す人間に失望して悲しんでいる公爵に、心が痛くなりました。
公爵は母を殺した人間を許さない
公爵の言葉でハッとしました。
母であるヘルガのことを思い出したからです。
今の現状は、まるで過去を見ているかのような気持ちになりました。
魔族だからという理由で攻撃されてしまう公爵と、人間なのに魔族と関わったことで攻撃されているアンネリーゼ。
アンネリーゼは、フロレンツィアのことで悪女と言われていたので更に人間からの敵意を感じます。
せっかくアンネリーゼが公爵の心を開いたのに、これでは過去を繰り返してしまうんじゃないかとヒヤヒヤしてみていました。
本当は、魔族のほうが心がキレイで優しい世界なのに、その事実が伝わっていないことが残念です。
このままだと、公爵もアンネリーゼも傷ついて終わってしまうかも知れないと、心が痛いです。
公爵の苦悩
半分魔族で半分人間の公爵のことを考えると、たくさんの苦悩があったはずです。
だからこそ、今のアンネリーゼの存在が、この物語の主人公として輝いていることを感じました。
母を人間に殺されてもじっと耐えてきた公爵がみつけた一つの光。
そのアンネリーゼを攻撃する人間を怒りよりも悲しみと感じたアンネリーゼの気持ちは、人間側の気持ちなのではないかとも思いました。
魔族の王と一緒になるということは、人間側の気持ちよりも魔族に寄り添わなくても大丈夫なの?と、感じてしまう自分がいます。
この物語の作者はきっと、姿形で判断しないこと、見えるものだけが本当のことではないと伝えたかったのではないでしょうか?
たとえ外見が違っても、心はみんな持っていて、姿ではその心の純粋さをはかることはできないと思います。
自分勝手に行動して怯えている人間たちが、また同じ過ちを繰り返さないように次世代の生きていく人や魔族が共存できる希望が見えました。

最後にヒーロー登場って感じだね

皇帝は見ないふりしてるけど、まちがいなく加害者だニャ


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