マンガ「今世は当主になります」204話のネタバレ感想です。
フィレンティアの目の前で体調が悪く倒れてしまったルーラック。
貴族会議でブラウン家の復権を果たすためには、参加しなくてはなりません。
フィレンティアは、ペレスがうまくやってくれると話しますが、ルーラックは、フィレンティアに当主代理を任せることにしたのでした。
今世は当主になります【204話】ネタバレあらすじ
皇后とサーシャゥの取引は貴族会議
皇后は、サーシャゥと会っていました。
貴族会議で、ブラウン家の復権についての事を重く考えていた皇后は、なんとしてでも阻止したかったのです。
その話を聞いたサーシャゥは、皇后にある提案をします。
それは、アンゲナスに貸していた資金の支払いのために担保をもらうということでした。
サーシャゥは、「借りたお金は返すのが当たり前でしょう」と、皇后に言ったのでした。
貴族会議に参加するフィレンティアにざわつく参加者たち
貴族会議に参加するために向かうフィレンティア。
乗り心地のよい特別な馬車は、ロンバルティ当主しか乗れないものですが、当主代理であるフィレンティアだけは乗ることが出来ます。
貴族会議の場所に到着したフィレンティアですが、ここには何の用かと尋ねられます。
ヒソヒソと場所を間違えていないかと囁かれる中、貴族会議の場所はここで会っているかと聞いたフィレンティア。
ロンバルティ当主の席に座ったフィレンティアは、いい眺めと言い、まわりはざわつきだしたのでした。

サーシャゥの動きが気になるね
今世は当主になります【204話】感想
今回のお話は、皇后とサーシャゥ当主の立場が逆転していく様子が印象的でした。
今までサーシャゥ当主に対して上からの態度だった皇后が、アスタナの件から強気にでれなくなったことで、サーシャゥ当主が淡々と話していく感じで立場逆転です!
皇后はサーシャゥに強気に出ることができない
サーシャゥ当主が以前アンゲナスに貸した資金が、ここで生き金にかわるんですね。
今まで支払いを長引かせてなかなか支払わなかった皇后。
担保というのは、損害を補うために設けられたものです。
アンゲナスは、支払うものを支払わなければ、担保としていた土地をサーシャゥに渡すしかありません。
悠長に構えていたのが不思議でならないと言ったサーシャゥ当主は、静かにじわじわと機会を狙っていました。
サーシャゥ当主に野心が強いと言った皇后には、ツッコミをいれたくなります。
誰よりも欲深いのは、皇后です。
サーシャゥ当主の言葉の「人の領地を奪ったアンゲナスほどではないでしょう」という核心をついた言葉に、思わずナイス!と声がでました笑
皇后とサーシャゥ当主のやりとりは、激しい戦いが繰り広げられていて見応えバッチリで面白いの一言でした。
ロンバルティ・フィレンティアが貴族会議に登場
ロンバルティ当主のルーラックがいつも座って参加している貴族会議の椅子からの眺めた様子を声に出したとき、まるで未来のフィレンティアを見ているようでした。
まわりの貴族会議の参加者たちは、まさかフィレンティアが当主代理で来ているとは思っていません。
場所を間違えているのではないかと言っている人物もいました。
どう考えたら場所を間違うなどという勘違いをするのか、フィレンティアに教えていただきたいものです。
洞察力の鋭いフィレンティアは、こんな一瞬で誰が誰とどうなっているのかということまで察知して見ていました。
さすがフィレンティアです。
どんな状況でも冷静に分析できる器のでかさは、ルーラック譲りではないでしょうか。
椅子に座って顎に手をあてている姿を見た時に、ルーラックにそっくり!と感じました。
ルーラックはたまに顎に手をあてて、ふぅむといった様子が描かれています。
自信たっぷりの楽しみにしている様子のフィレンティアの表情と仕草は、まるでルーラックそのもの!


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