マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」73話のネタバレ感想です。
霊鳥トゥルルに乗った月の乙女のフロレンツィアは、皆が待っている世界樹の儀式の場所に空から登場します。
クラウスからこの国の繁栄を願うことを託された、と嘘をついたフロレンツィア。
そこへアンネリーゼと翼のある公爵が空から現れますが、フロレンツィアに悪者扱いされてしまいます。
公爵は警告しますが、アンネリーゼは公爵を止めたのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【73話】ネタバレあらすじ
皇帝の迷いとは裏腹に公爵たちに攻撃する兵士たち
アンネリーゼが公爵を止めたのは、フロレンツィアが落下したら死んでしまうことを心配していたからでした。
地上では、兵士たちが付近の駐屯地から弓を集めて応戦しようとやる気になっています。
皇帝は、皇帝の軍が公爵を殺そうとしていることを悩んでいました。
しかし、皇帝の心とは反対に、フロレンツィアの思い通りに兵士たちは動いて、空にいるアンネリーゼと公爵を攻撃したのでした。
アンネリーゼはフロレンツィアにも幸せになってほしい
「物語のエンディングなんか考えなくていい」と、アンネリーゼはフロレンツィアに話します。
その言葉を聞いたフロレンツィアは反発します。
突然、地上からの弓の攻撃が始まり、公爵を庇ったアンネリーゼはケガをしてしまい出血してしまいました。
傷ついたアンネリーゼを見た公爵は、今まで見たこともない表情で、人間は醜い生き物だったと思い出したのでした。

公爵がとうとう魔族の力をだしちゃいそうだよ
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【73話】感想
今回のお話は、とうとう月の乙女であるフロレンツィアが世界樹の花を手に入れるという重要なシーンでした。
聖女のような気持ちで、フロレンツィアをかばったアンネリーゼの行動によって、公爵が豹変する事態になってしまい、激ヤバ展開の前触れにです。
皇帝は月の乙女の行動を止めることができない
皇帝が迷っているかのような様子のうちに、攻撃されてしまったアンネリーゼと公爵が気がかりです。
月の乙女であるフロレンツィアが、クライマックスを盛り上げてくれたという言葉を口にしていました。
これは、フロレンツィアが1番輝く状況を作ったアンネリーゼに対する感謝でもある言葉です。
ヒロインのフロレンツィアの物語が繰り広げられていることがわかりますね。
しかし、公爵を見た皇帝は魔族は害悪と思っていた固定概念は違っていたのか?と疑問を抱いています。
姿と種族が違うというだけで敵だという考えは違うんだという事実に気づけたことが、今度の人間と魔族の共存の道への希望ができたと感じた瞬間でした。
公爵の眠っていた気持ち
ケガをして出血してしまった苦しそうなアンネリーゼを見た瞬間に、あ、ヤバイ展開になったなと、思ってしまいました。
正直、人のことばかりの幸せを願って、1番身近にいる人の幸せを重視できないアンネリーゼに、モヤッとする部分がありました。
公爵がやっとアンネリーゼがいればそれでいいと思っていた感情が、大切な物を傷つけられて崩れていく様子。
人間たちの勝手な考えで行動したことで、眠れる獅子を起こしてしまった展開です。
公爵は魔獣のような表情に見えました。

フロレンツィアの思い通り世界樹の花がフロレンツィアに渡ってしまった。
公爵もおかしくなったし、儀式はどうなっちゃうの?

これは、アンネリーゼをかばうことはできないニャ
悪いことをした人をかばって大切な人が傷つくのはおかしいニャ

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