マンガ「転生少女が当主になっちゃいました」第109話のネタバレ感想です。
イジアンは剣を見て感心していました。魔法が消えるという毒を塗ってからかなり楽になったためです。
肝心のルテリーはというと…形勢不利を理解しているのか一気に引き上げますが、中にはイジアンたちを誘導するように様子を見ているルテリーもいて…。
転生少女が当主になっちゃいました【第109話】ネタバレあらすじ
全指揮権をもって対応することを阻まれたアルセルは、カールを呼び出していました。
自分たちでやってみればいいと思ったアルセルですが、死んでほしいとは思っていません。
何より―…。

リアル家の力を示す最大のチャンスでもあるもんね。

カール卿ならアルセルの意図をしっかり組んで活躍すること間違いなしだにゃ!
これより任務遂行
空飛ぶ馬車で向かったカーン率いるリアル家騎士団。
カーンの胸にあるのはただ当主の役に立つこと。―必ずや任務完遂いたします。
一方アルセルによる指揮を拒んでおきながら早速アラートを鳴らしてきた当主はというと…。

騎士からの報告に動揺して怒鳴り飛ばしているよ。
転生少女が当主になっちゃいました【第109話】感想
カールに指示をだす様はまさしく女当主。公爵の奥方ではなく、リアル家の当主。
奥様とよぶのがむしろふさわしくない感じすらしてしまいますね。
多くのヒロインが優しさと純粋な性格の女性が多い中、アルセルはもちろん優しい性格の持ち主なのですが、譲らない芯の通った強さと頑固さ、そして冷酷さを併せ持っているような気がします。

この冷酷さは他のヒロインにはない気がするよね。

まあでもその冷酷さがないと女で当主なんてやっていられないにゃ。
戦場は混乱状態
一方戦場はというと…アルセルの予想通り混乱状態。
まあアルセルからしたら混乱状態になってもらって、リアル家―もっといえばアルセルの指揮が必要だと思わせたいから願ったりかなったりなのかもしれませんが…。
騎士たちが当主たちの誤った判断で犠牲になるのは正直寝覚めが悪いですね。
もちろんアルセルも騎士たちへの犠牲は最小限におさめるための指示はだしていますが…。

ただ死ぬだけならまだいいにゃ。
ルテリーになるなんで絶対イヤにゃ!
それなのに世のため人のため騎士として戦いに赴ているのかと思うと、頭が下がりますよね。
だというのに、当主たちは…自分から啖呵をきったのですからもう少しマシな指示をだしてくれというか…威厳を保ってほしいです。
あれじゃ役立たずです。というか騎士たちも不満がたまって当然。
明日の命も危うい状況では地位もお金も何も意味を成しません。
生きなければ得られないのですから。そんなものちらつかせても戦場では何の意味もないのに。


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