悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない

悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【69話】ネタバレ感想「クラウスは視野が狭い」利用されるクラウスに公爵は問う

悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない
記事内に広告が含まれています。

マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」69話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

フロレンツィアは、突然エルガーに剣を突きつけます。

フロレンツィアの様子にアンネリーゼは、大好きなこの世界を汚さないでと答えます。

その言葉でフロレンツィアは、エルガーを傷つけようをしましたが、隠れていたフランツが阻止して助けることができたのでした。

悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【69話】ネタバレあらすじ

霊鳥トゥルルの真の姿

「私は正しいわ、邪魔しないで」と言ったフロレンツィアと共に霊鳥トゥルルが真の姿に変わりました。

幼い頃、月の乙女が霊鳥を連れてきてくれると聞いていたクラウス。

月の乙女に認められて、霊鳥の背中に乗る者こそがこの世界の救世主と教えられました。

公爵は「問題を作り犯人を仕立て上げ、それを解決することに皇太子としての誇りはあるのか」とたずねたのでした。

皇太子の考えは国民をみていない視野の狭いものだった

フロレンツィアは、空っぽの皇太子をお膳立てしてあげたからお礼を言われてもいいくらいなのにと、不機嫌でした。

フロレンツィアは、クラウスのことを、視野の狭いお飾り皇太子と言います。

「君が見ているのは国や政治であって人ではない」と言われたクラウス。

クラウスの様子からフロレンツィアは、くだらないと言い、1人で霊鳥トゥルルと世界樹へむかったのでした。

ぺんぎん
ぺんぎん

フロレンツィアの悪いところがでてきたね。

世界樹に願いを叶えてもらうためには1人でいいの?

悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【69話】感想

今回のお話は、がっつりとフロレンツィアの悪女っぷりが全面にでる面白い回でした。

フロレンツィアのセリフと表情に注目しながら見ていましたが、1人で霊鳥と行っても願いはどうなるの?という疑問がでてきました。

この世界の救世主になりたかったクラウス

誰よりもまっすぐにより良い世界を願えと言われていた幼少のクラウス。

幼い頃のクラウスが聞いた世界樹の話は、クラウスの時代に300年に1度の儀式が行われる日の話でした。

少年だったクラウスは、その話を聞いて驚きとワクワクという希望に満ちた表情でした。

その純粋さの気持ちが、フロレンツィアによって利用された結果に繋がってしまったという話です。

しかし、それだけで終わらせるにはダメな気がします。

「その刃に皇太子としての誇りはあるのか?本当に?」

アンネリーゼと公爵を悪者にすることでフロレンツィアとクラウスが正義となるシナリオ。

それは、個人的な気持ちであって民のためを思ってよい暮らしにするためではありませんよね。

クラウスを利用するフロレンツィア

貴族に囲まれて国交や武力、都の豊かさしか見ていない視野の狭いお飾り皇太子というフロレンツィアの言葉には同意してしまいます。

クラウスの最大の問題点は、周りとの関係値だったのかなと思います。

物語のよくあるパターンで、暴君になる人と、よき善王になる人の違いは、周りの臣下や友人が1番大きいですよね。

今回のクラウスの場合は、ヒロインとして側にいたフロレンツィア。

本物の悪女の立ち位置です。

攻略対象だったフランツ、エルガーも側にいる人になりますが、クラウスに意見できるような感じではなさそうでした。

エルガーとフランツは、将来クラウスを守るために教育を受けさせてもらっていたと以前描いてあったので、クラウスに反発することはできない人物なのでしょう。

クラウスが初めてフランツに意見を求めた時に知った周りからの自分の姿。

クラウスが見ているのは国や政治で人ではないという言葉に、初めてクラウスが視野が狭かったことに気づいた瞬間でした。

物語を読んでいくたびにキャラクターの幼い頃や人柄に触れることができるので一気に読みたくなってしまいますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました