マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」54話のネタバレ感想です。
天空のマリアージュという物語。
都に出てきたヒロインが、300年に1度の聖女に選ばれ3人の攻略対象と関係性を深めて、儀式の日に心の美しい人間を一人選ぶ話。
その方法は、聖女だけが操れる霊鳥の力を借りて世界樹の一番上に咲く願いの花を手にすること。
世界樹の存在は、この世でありこの世ではない絶対的存在なのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【54話】ネタバレあらすじ
フロレンツィアとクラウスが絶対に叶えようとする願い
「この国ために世界樹には彼らを滅ぼすことを願いましょう」
フランツとエルガーは、フロレンツィアがクラウスに話しているところを見てしまいました。
フランツは、儀式の日に行けないかも知れないとエルガーに伝えます。
しかし、クラウスを守るために教育を受けさせてもらったことをエルガーに言われてしまったフランツ。
フランツは、アンネリーゼと公爵が本当に魔獣を呼んだのか疑問がでてきたのでした。
クラウスたちが望むのはアンネリーゼと公爵のいない世界だった
遅くに屋敷をおとずれたフランツは、この国をでるなら早いほうがいいと伝えに来ました。
世界樹の儀式の日、クラウスたちが願うのは2人がいない世界。
その事を伝えに来たフランツに嬉しそうにするアンネリーゼ。
本当はフランツが選ばれて叶えたかった願いが、2人を始末することになるのは嫌だからと本心で話したフランツを嬉しく思うアンネリーゼでした。

クラウスとフロレンツィアは悪者だね
エルガーの言葉も気になったな
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【54話】感想
今回のお話は、フランツがどう思っているのかがよくわかって、人柄も好感が持てました。
クラウスとフロレンツィアの考え方が、儀式の日にふさわしくない願いだと知ったフランツの気持ちや、行動に感動しました。
クラウスとフロレンツィアの関係もなぜか愛とは違った形に思えました。
フロレンツィアの言葉はクラウスの心に響く悪魔の声
300年に1度の儀式の日に願うこととは到底ありえないことです。
絶対に叶えようとすることは国の繁栄ではなくてアンネリーゼと公爵を滅ぼすことなのでしょうか?
フロレンツィアの様子からなんだか邪悪なものを感じます。
聖女とは思えない、むしろ悪女のような願いです。
クラウスがこの矛盾に気づけないことに違和感を感じます。
フランツは攻略対象でしたが、フロレンツィアが選んだ相手ではなくなったからフロレンツィアのフィルターが外れたのかなとも考えられます。
アンネリーゼとかかわって効力が落ちてきたのかも知れません。
フランツはアンネリーゼと公爵を気遣う優しい人
フランツは、とても優しい人だったんだと嬉しい気持ちになれました。
敵だと感じていた相手を心配してわざわざ会いに来る行動に驚きました。
もしかしたら、魔族から攻撃されるかもしれないなか、危険なアンネリーゼたちを救うためにと思ったフランツに感動しました。
フランルの夢は、貧しい子供や病気の人達に魔術を教えてその生活を救うことです。
フランツがもし儀式の日に選ばれて願いがかなったら、きっと幸せな未来になったのに・・・。
フランツだからアンネリーゼと公爵を助けるためにきてくれたんだとほっこりしました。

フロレンツィアとクラウスからフランツ離れたらいいのにね



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