マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」56話のネタバレ感想です。
本当にアンネリーゼと公爵が魔獣を呼んで、国を混乱させた自作自演なのかとフランツは疑問を抱くようになりました。
霊鳥トゥルルは魔法が使えない儀式の日に聖女とパートナーを世界樹に届ける大切な存在。
アンネリーゼは、フランツに霊鳥の動向を探ってほしいとお願いし、フランツはアンネリーゼ達を信じたのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【56話】ネタバレあらすじ
クラウスに告げ口したエルガー
クラウスを訪れたエルガーは、フランツが内心は儀式に反対していることを伝えます。
世界樹の儀式では、皆が魔力を封じられるためにフランツは魔法を使えなくるので気に留めることもないクラウス。
国民を脅かす人間を始末することは統治者として正しい。
国の繁栄を願うのと同じこととフロレンツィアに言われたクラウスは、その言葉を信じていたのでした。
クラウスの願いを邪魔するものは始末する
クラウスは、300年に1度の願いを叶える世界樹の儀式を幼い頃から聞いていました。
純粋な子供の頃に願っていたのは、このアームロ皇国の繁栄。
大人になったクラウスの願いも同じでしたが、迷いが出ていました。
そして、次期皇帝として国の繁栄を願うために、アンネリーゼと公爵を始末しようと考えていたのでした。

なんてことだ!アンネリーゼと公爵が危ない!
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【56話】感想
今回のお話では、クラウスの国の繁栄を願う気持ちが歪んだ形になってしまったキッカケがわかりました。
そして、世界樹の儀式の大切さや、背景も描かれて新たな発見がありました。
アンネリーゼと公爵への始末という言葉を聞いたエルガーの様子も気になります。
国民を危険にする者は統治者として始末する
300年に1度の世界樹について描かれていたシーン。
世界樹に願いを叶えてもらうためには、純粋な願いとなっていました。
クラウスの願いは、フロレンツィアにそそのかされてしまいましたが、国の繁栄は純粋無垢な幼い頃から変わっていませんでした。
あの頃の気持のままならきっとこの願いは叶ったはずです。
でも考えてみるとおかしなことばかりですよね。
月の乙女が願いを届けるはずでした。
フロレンツィアは、天マリのヒロインで、月の乙女でもあります。
クラウスの願いを叶えるとなっていますが、フロレンツィアがクラウスに話していた言葉。
国の繁栄を願うことと、国民を危険にするおそれのある人間を始末することが同じ
統治者なら、繁栄を願い、国民が幸せに生活できるように工夫していくものです。
明らかにクラウスは、フロレンツィアの言葉をすべて信じきっています。
統治者としての責任が強いから考え方に固執しているのかとも思いましたが、次期皇帝なら国民の幸せを願うのでこんな攻撃的な人ではいけないに決まってますよね。
クラウスの願いは邪悪なものでエルガーの心は迷いだす
世界樹の儀式の前にアンネリーゼと公爵を始末しようとしているクラウスの考えを聞いたエルガーは迷いだしていることが明らかでした。
そしてクラウスがここまで卑怯な人間だったとは思っていなかったようでした。
フロレンツィアの洗脳が解けてきているエルガーは、この違和感をやっと理解できたのですね!
フランツも、洗脳が解けているためアンネリーゼと公爵側の意見に耳を傾けることができました。
アンネリーゼと接触すると少しずつ違和感に気づいていくのかもしれません。


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