マンガ「今世は当主になります」200話のネタバレ感想です。
フィレンティアは皇帝と騎士団長率いる護衛と一緒に狂人の森に入っていきます。
魔獣を倒していたペレスと途中出会い、危険を回避するために皇帝を安全な場所へ案内するペレス。
そこへ静かに魔の手が近づいてくるのでした。
今世は当主になります【200話】ネタバレあらすじ
狂人の森の危険を自分の身で知る皇帝
フィレンティアは、足音と鳴き声が聞こえる異様な雰囲気に違和感を感じます。
突然、魔物が襲って来ますが、ペレスが弓で一撃で仕留めました。
それと同時に木の上から攻撃してくるカラスのような魔物にお襲われた皇帝。
丈夫な防具を用意していたフィレンティアのおかげでケガをすることはありませんでしたが、危険だとわかりました。
皇室を揺るがす大事件発生!
皇帝は、危険なことから今日の狩りをやめて別荘へ戻ろうとします。
皇帝の目の前に突然現れたアスタナですが、明らかに様子がおかしく鬼気迫る様子でした。
アスタナはつぶやきながら突然襲いかかりますが、皇室騎士団によって阻止されます。
しかし、さらに攻撃をしてくるアスタナは、とうとうペレスによって大怪我をすることになったのでした。

アスタナの赤い鎧といったつぶやきは本当に魔気のせいなの?
今世は当主になります【200話】感想
今回のお話は、前回の予想からの続きが悪い方に当たってしまった展開でした。
皇帝とアスタナ、アンゲナスの関係はここで終止符だとわかる内容でした。
ペレスの思い通りに動いていく臆病な皇帝
フィレンティアは、本当に頭の切れる持ち主だとわかります。
ペレスの一言から安全な場所に案内しているとは思っていませんでした。
そして、赤いマントの存在はここが重要なシーンになる伏線だったのですね!
皇帝が襲われそうになったのを防いだペレスの言葉と、魔物が襲ってきたことで皇帝の弱気な部分が重なって、ペレスの思い通りになった結果だと感じます。
この心理までもペレスが作り上げた結果になったのだとしたら、ペレスの頭脳は計り知れないものだとおそろしくもなりました。
アスタナの行動は皇室の大スキャンダル!
アスタナは、とうとう超えてはいけないところまでやってきてしまった大事件です。
ここで起きたことが、色々繋がったことに気づきました。
皇帝に伝えたペレスの言葉。
日頃抑え込んでいる欲望が、魔気のせいであらわになったということ。
皇帝は、欲望という言葉にかなり敏感になっていました。
そして、結局か・・・とつぶやいていることから、自分の中で納得したことがあったんだとわかります。
この言葉には、ロンバルティの当主であるルーラックの言葉が思い浮かびました。
狩猟大会での食事の時にルーラックからアンゲナスについて警告されていたシーン。
この種が、今、ここで!花が咲いたんだとわかります。
不安に思わせる種をまいたルーラックには脱帽です。
この種によって、皇帝は自分の命をアンゲナスが狙っている、次期皇帝にするつもりのアスタナは、早く自分が皇帝になる機会を狙っていると推測したのではないでしょうか。
すべての伏線が回収されたと思う神回でした。

アスタナ、ペレスの作戦にひっかかってしまったんだ!

アスタナ、自業自得だニャ


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