お求めいただいた暴君陛下の悪女です【146話】ネタバレ感想「ラース派を一人ずつ排除」スザンヌからの罠をアンヌはすべて聞いていた

マンガ「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」146話のネタバレ感想です。

お求めいただいた暴君陛下の悪女です【146話】ネタバレあらすじ

第５愛人スザンヌから第７愛ヴィオラへの依頼

ヴィオラの手紙を持った手は震えています。

第５愛人のスザンヌからの手紙には、当然の役目を果たしてもらうと書かれていました。

恵まれた生活をおくれているため義務を果たそうと向かった先は、シャリオルト帝国軍への兵士たちがいる場所でした。

男性恐怖症のヴィオラは恐怖のあまりに膝をついてしまったのでした。

突然の訪問者はスザンヌ

サシャとのお茶会を終えて帰ってきた屋敷でアンヌを待っていたのはスザンヌでした。

「皇妃派を抜けて私についてくださらない？」と伝えるスザンヌ。

アンヌは、全部聞こえていたことを告げ、提案を断ります。

新薬をラースに使うのは勧めないと言ったアンヌに、スザンヌはコメットの魔力を使おうとしたのでした。

お求めいただいた暴君陛下の悪女です【146話】感想

スザンヌの魔の手がヴィオラを襲ったことで、恐怖に怯えるヴィオラがかわいそうでした。

その様子を、アンヌは音の魔力ですべて聞いていたというすごい魔力の持ち主だということも驚きでした。

アンヌがどうなってしまうのか、スザンヌの魔の手はどこへ向かうのかも気になる展開です。

スザンヌはヴィオラへ罠を仕掛けて苦しめる

スザンヌの汚いやり方には怒りが込み上げてきます。

ヴィオラが男性恐怖症だということが本当なのか確かめていた様子の表情はまさしく悪女です。

ヴィオラは愛人としてシャリオルトに来た時は不安と恐怖でしたが、今では自分の国にいたときよりも穏やかに人とかかわり過ごすことができています。

平穏な時間を奪い、人を貶める表情。スザンヌが自分より下だと思う相手をかなり馬鹿にするような人物だとわかります。

このやり方は、ラース自身ではなく周りから順に傷つけてラースの心を傷つける行為です。

そう考えたら、サシャも危ないかもしれません。

アンヌの能力がほしいスザンヌは交渉を持ちかける

アンヌの能力と国の謀報機関の価値をスザンヌは欲しがっていましたが、アンヌは提案を即答で断っていました。

気になったのは、全部聞こえていたと言ったことです。

そして、新薬をラースに使おうとしていることまで知っていました。

ここまで知っていてアンヌは何故こんなに冷静でいられるのでしょうか？

サシャとお茶している時に何かしら対処できたのではと、思えてなりません。

しかし、アンヌの魔力について簡単に話すことはできないですし、皇帝が不在の中どうやって対処するのかも不明です。

そう考えたら、簡単に手を差し伸べることは難しいのかもしれませんね。

アンヌの立場から、スザンヌと今対立しても、無理があるという結果になったので静かにしていたのかもしれません。