マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」62話のネタバレ感想です。
アンネリーゼのために魂の契約によって真実の姿になろうとしている公爵。
30年前、アーロム帝国の皇女ヘルガは本に書かれていることを確かめたくて魔族たちがいるという森に入りました。
しかし、人間たちがひどいこをしてきたために魔族側はヘルガを拒みます。
大切な人達を本当にごめんなさいと涙を流したヘルガをみて攻撃をやめたのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【62話】ネタバレあらすじ
魔族と人間の心が通う愛の結晶
ヘルガの人間と魔族の領域を超えた同じ心という気持ちに心が動いたテオボルト。
シュラートは同じ時間を過ごして愛を育み、魔族と人の違いはないと感じました。
テオボルトとヘルガの愛の証である子供も授かり幸せなはずが、環境が整っていないためにヘルガはこの森を離れることしかありませんでした。
霊鳥グリフォンと魔族の王の関係
突然目の前で苦しむヘルガを見たテオボルトは、魂の契約をします。
魔族の王であるテオボルトは、実は霊鳥グリフォンだったのです。
霊鳥グリフォンになったテオボルトは、ヘルガを人間界に無事に送り届け、ヘルガは出産することができました。
しかし、それ以来2人が魔族の森で一緒に過ごすことはなく、ヘルガが亡くなると同時にテオボルトも同じく最期を迎えたのでした。

霊鳥の秘密がこんなに重大なことだったなんて!
本当に愛がなければできないことだね。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【62話】感想
ヘルガと魔族の王であるテオボルトの愛の物語について描かれていました。
魔族の王が、霊鳥グリフォンとなったのは、本当にヘルガを愛していたからだと感動するシーンでした。
魔族と人間との愛はヘルガのお腹の中に宿っている
人間と魔族という確執に縛られることなく、お互いを理解し合ったテオボルトとヘルガに思わず感情移入してしまいました。
魔族の王と人間界の皇女との切ない物語。
身分は申し分ないですが、絶対に結ばれることのない2人が惹きつけられる様子は、とても惹きつけられます。
しかし、子供が生まれる環境がないことで帰るしかないヘルガのことを考えると、心が苦しくなるシーンでした。
テオボルトの本当の正体はヘルガと魂の契約で成立する
まさか魔族の王が、霊鳥グリフォンだったんですね!
さらに驚いたのが、魂の契約で死ぬ時は一緒だという事実でした。
ヘルガを愛しているからこその選択だったテオボルト。
本当に切なくて、本物の愛を見せてもらった感動の連続。
話を理解しながら読んでいきましたが、この契約は本当に命がけだったんだとヘルガの死で思いました。
魔族の霊鳥グリフォンの存在は、本物の愛を知って幸せだったの?
ふと、そう思いましたが、城にいたヘルガの窓から見えた黒い羽がきっと答えなんだと感じます。
愛とは自分の幸せのためでなく、心から愛する人の幸せを見守るという方法もあると教えてくれたお話でした。

切なくて泣けちゃったよ
テオボルトの愛が伝わってくるぅ



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