マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」63話のネタバレ感想です。
魔族の王の子を宿したヘルガ。
体調の悪くなったヘルガを城に戻すために、魔族の王は命の契約をヘルガと行い霊鳥グリフォンの姿となり人間界へ送り届け、母子ともに無事でした。
しかし、2人は会うことはなくヘルガの死と同時に魔族の王も命尽きたのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【63話】ネタバレあらすじ
儀式当日クラウスとエルガーの思惑
穏やかな美しい朝、人間界では待ち遠しそうにクラウスはしていました。
すべて予定どおりに進むと笑顔で言ったクラウスの部屋から出ていくフランツ。
エルガーは、クラウスに日没前何かを実行するように話されていました。
アンネリーゼの願いはこの世界の皆の願いが叶うことだった
利用されるばかりで愛してもらえていないと思っていたアンネリーゼ。
しかし、公爵はアンネリーゼの優しさを伝え、アンネリーゼは自分の気持ちに気づきます。
アンネリーゼの本質は、人を助けたいという気持ち。
誰に何を思われてもアンネリーゼがいればいいと言った公爵の言葉にアンネリーゼの胸は痛むのでした。

アンネリーゼはいい子ちゃんすぎるよね
今みんなが幸せになれることはありえないんだよ
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【63話】感想
今回のお話は、アンネリーゼの考え方がよく分かることでアンネリーゼの問題点が見えた気がしました。
公爵は、アンネリーゼのことを優しく見守っていますが、見守るだけが愛ではないと感じます。
アンネリーゼの願いで世界がどうなるのかがとても微妙です。
シュラートの存在は未来をつなぐ重要人物
魔族の王の秘密が明らかになってから、公爵とアンネリーゼの今後についての話をしたシュラートの存在を考えてみました。
シュラートの存在はメインキャラクターではありませんが、重要な役割の人物です。
それは、前魔族の王と現在の魔族の王である公爵の2人に仕えている人物だからです。
魔族の王は、霊鳥グリフォンだということ、そして最期はどうなったかを知っていました。
幼い子供が死についての悲しみから、シュラートの言葉で希望に満ちたシーンがありました。
「いざとなったら魔族皆に呼びかけて2人を助けるんだ」といった言葉から、魔族の未来の希望が感じられます。
2人を慕う純粋な気持ちに心が温かくなりました。
アンネリーゼは公爵の愛する心に気付けない
アンネリーゼは、なぜ自分のことを大切にしないんだろう・・・。
この言葉が1番しっくりきました。
正直、アンネリーゼの考え方はとても慈愛に満ちた立派なものです。
世界樹に願うことの意味をもっと深く考えるべきなのではないでしょうか。
世界樹に願えば必ず叶うということが本当なら、人間と魔族が争わない共存できる世界を願えばいいのでは?と思いました。
アンネリーゼの選ぶ選択は、いったいどのようになるのかが公爵の未来にも関わってきます。
次回、アンネリーゼとフロレンツィアの新たな展開に期待します。

アンネリーゼはもっと公爵の未来を考えてほしいな



コメント