マンガ「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」149話のネタバレ感想です。
第5愛人スザンヌの訪問を知ったシングは、ラースの友人であるサシャの危機にかけつけ助けました。
ホッとしたのも一瞬で、シングと一緒にいた犬のティーチとサッチ、シングはスザンヌの水魔法により襲われます。
命が奪われそうになっているところへラースが到着し、なんとか助けることができたのでした。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です【149話】ネタバレあらすじ
スザンヌがラースに飲ませたものは毒ではなかった
スザンヌは、手に持っていた何かを魔法によってラースに飲ませました。
毒は効かないと言ったラースで。
スザンヌからの攻撃を魔法で防ごうとしましたが、ラースは魔法を使うことができなくなっていたのでした。
ラースの強さは炎の魔法を奪っただけでは変わらない
ラースが目を覚ますと、目の前にはスザンヌと数人の男たちがいました。
皇妃であるラースを他人から穢されゼフォンからの寵愛をなくそうとするスザンヌ。
ラースは自力で男たちを倒してスザンヌに攻撃を加えようとしますが、水魔法により呼吸を奪われてしまいます。
ピンチになったラースを助けたのは、スザンヌに精神干渉の攻撃をしたヴィオラでした。

ラースは戦闘もできちゃうなんてカッコイイね!
お求めいただいた暴君陛下の悪女です【149話】感想
水魔法が使えるスザンヌの魔法は、とても厄介なものでした。
毒かと思ったら、魔力が失われるもの。
ラースは危機を回避できましたが、今後魔力は戻るのか心配です。
スザンヌの計画的な犯行はら
第5愛人スザンヌの計画的な犯行は、まさに悪役としかいいうようがありませんでした。
スザンヌがラースの炎の中でこっそりとあけた瓶の中身。
液体も水なので、この機会を狙っていたことがわかりますね。
そう考えると、スザンヌはラースとの戦いを予想して策略を練っていたようです。
ラースのことも調べていて、おそらく毒よりも確実にラースにダメージを与えることをできることを狙っていたという綿密な作戦。
スザンヌの表情から、ラースを捉えたという自信がわかりました。
確認するかのように水魔法でラースを攻撃した様子は、スザンヌの歓喜のようにも見えました。
反対に、魔法が使えなくなって慌てている様子もみどころでした。
普段、絶対的な強さのラースが驚いた表情は、かなりの貴重なものですよね。
ズザンヌの敗因は表面しか見えていなかった
ラースを狙ったのは、魔力を奪うことだけではなかったことにスザンヌの意図がわかりました。
スザンヌが狙っていた本当の目的は、皇帝ゼフォンからの寵愛を受けているラースを穢すこと。
そして、ゼフォンからのラースへの愛がなくなることでした。
ラースの怒りは、男たちを倒している表情や行動からとても伝わってきました。
しかし、水魔法で呼吸を遮られてはさすがのラースでも無理だと感じた瞬間に起きた逆転劇。
はじめのヴィオラを呼んでいたシーンがここで繋がったんだという伏線回収でした。
震えて怯えていたヴィオラを扉の外から呼んでいたのはアンヌ。
今まで愛人たちは、ラースと仲良く協力しながら過ごしてたので、今が助けるときだと勇気をだしたはずです。
これまでのラースの行動は無駄ではなかったとわかるシーンですよね。
自分だけが幸せになるのではなく、相手にも安らかな時間を与えたラース。
スザンヌは、ラースと仲のいい愛人たちを無能だと思っていましたが、実はとてもすごい人達だったんですね。
力だけでなく、内面も見なくては本当の力はわからない、そう思えるお話でした。


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