マンガ「悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない」65話のネタバレ感想です。
この世界の皆の願いが叶うことにしたアンネリーゼは、フロレンツィアを説得しようと考えます。
世界樹の儀式への道中で現れたフロレンツィアとクラウス。
クラウスは水魔法を使い、アンネリーゼを攻撃したのでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【65話】ネタバレあらすじ
水魔法は水の魔族から貸してもらっていた
アンネリーゼの闇の力が物に触れないと使えないことを利用して、クラウスは水魔法の剣でアンネリーゼを攻撃しようとします。
アンネリーゼの目の前で、突然クラウスの魔法が消えてなくなり驚くクラウス。
アンネリーゼは、水魔法はこの森でもう使えないとクラウスに伝えます。
実は、クラウスの水の魔法は、魔族から力を借りて魔法をだしていたのです。
しかしクラウスの様子を見た水の魔族は、クラウスに力を貸すことをやめたのでした。
クラウスの魔法は水の魔族から借りていたもの
自然の力を魔族から借りていたことを知ったエドガー。
アンネリーゼは、クラウスに魔族たちへの謝罪を求めます。
そして、心からの謝罪と傷つけないことを約束すれば力を貸してくれることを伝えるアンネリーゼですが、クラウスには届きませんでした。
悪女は闇落ち公爵様しか攻略できない【65話】感想
人間が、自然の力を借りて魔法を使っていたことが判明しました。
それなのに、魔族の位置づけがなぜ人間より下なのか不思議です。
この森でアンネリーゼに水魔法を攻撃することはできない!
クラウスの魔法が消えた理由にビックリしました。
クラウスの水魔法が無効化になったのは、水の魔族のおかげだったなんて!
魔族が自然と繋がっていることを考えれば、人間はその自然の力を借りているということです。
クラウスは、自分の力のようにその魔法を攻撃魔法としてアンネリーゼに使おうとしていました。
そんなクラウスの自分勝手な行動に、水の魔族たちが力を貸すことを拒否することは当然ですね。
魔族の力を借りているのに、人間よりも下という扱い…。
魔族を人間が迫害している理由がもしかしたらあるのかもしれないと考えずにはいられません。
クラウスの魔法の力はニセモノだった
皇帝とクラウスの考え方は、アンネリーゼしかわからない描写がとても気になりました。
正義感に満ちたヒーローだと思っていたアンネリーゼ。
表面上しかみていなければ確かにそう感じます。
アンネリーゼが思い出していた平民と関わることもなかったという言葉。
同じ人間を差別しているクラウスにとっては、魔族はきっと関わる以前に嫌悪の対象だったのだろうと感じます。
その考え方は皇帝から見て学んだのかもしれませんね。
皇帝は、公爵のことを魔族のハーフだからといって後ろめたく思うことはないと言っていました。
魔族をどれだけ自分たち人間よりも下に見ているかがわかる言葉です。
しかし、本当は魔法の力を使えるのは魔族のおかげです。
なぜ、立場が逆転しているのだろうと疑問しか残りません。
魔族の姿形よりも、人間の心のほうがよっぽど醜いのに・・・。
魔族たちの優しさがアンネリーゼと公爵によって伝わる結果に今後期待したい展開です。

アンネリーゼと公爵はどうなっちゃうの?



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