マンガ「見捨てられた推しのために」最終話のネタバレ感想です。
特別なことして育ってきたディアーナ。
皇帝が急変したことを皆が心配する中、ディアーナはこころの本音がでてしました。
ヘリオスに聖女という称号はふさわしくないと言われてしまいます。
そしてディアーナは、自分の矛盾に気づいてしまったのでした。
見捨てられた推しのために【113話】ネタバレあらすじ
ディアーナへの最後の言葉
何も間違っていないとつぶやいていたディアーナは、すべてヘスティアのせいだと発狂します。
「あなたが消えれば・・・!」
自分をこんなふうにしたのはヘスティアだと責め立てます。
目を覚ました皇帝の第一声は、ディアーナの名前でした。
皇帝は、ディアーナにすまなかったと血を吐きながら謝罪し、最後の別れになったのでした。
見捨てられたその後の未来
皇帝の葬儀後、神殿の不正が公開されました。
そして、ついに皇太子妃の廃妃が決定します。
主治医の診察を受けたヘスティアがカエルスに報告したことは、体調不良でした。
しかし、その結果を聞いたカエルスはとても喜びます。
カエルスとヘスティアが新しい家族とともに過ごしていくという幸せな未来となったのでした。

いや~、本当によかった!ハッピーエンドだね!
見捨てられた推しのために【113話】感想
色々あった最後ですが、ヘスティアが笑顔になっていたので嬉しかったです。
見捨てられた推しのためにが、カエルスとヘスティア、2人にあてはまるものだとわかります。
ディアーナももっと早く気づいていればこんなことにはならなかっただろうなと、しみじみ感じました。
ディアーナの壊れたこころは空っぽなだけだった
ディアーナは、なぜあそこまで頑固なほどに自分の非を認めなかったんでしょう。
結局すべてヘスティアのせいにしていました。
聖女ということに慣れすぎて皇太子妃の地位まで欲をだしてしまったから結果がこうなってしまったのでは?と思えてなりません。
聖女の力に頼りすぎて特別扱いされてしまった結果、努力をすることをしなかったツケがきてしまったようです。
誰も聖女の力がなくなってしまうなんて思わないですが、ヘスティアは警告していました。
そこからまた1から何かを始めていればこうなることはなかったのに・・・。
ディアーナが、自分がカエルスに言った言葉を思い出していた時、今の自分の姿と重なったんだなとわかりました。
無意識に自覚なく傷つけていたことにやっと気づいたから言葉がでなかったのでしょうね。
ヘスティアのせいだと言っていましたが、本当はわかっていたから、ヘスティアさえ消えればという言葉がでたんだと思います。
結局、人のせいにするしかできないディアーナの生き方、哀れです。
見捨てられた推しとヘスティアの新たな未来の物語
皇帝の最後の言葉がディアーナへの謝罪で終わってしまったなんてヘリオスがかわいそうでした。
自分の今後のことしか考えていなかったディアーナよりも、息子であるヘリオスに一言でもつたえてあげてほしかったなと正直思ってしまいました。
しかし、皇帝にとってディアーナのことが後悔だったんだともわかるので仕方ない部分もあります。
確かにそこは皇帝の傲慢さでもあります。
それに、皇太子妃としての教育を受けていなかったディアーナへの配慮も足りなかったです。
ヘスティアのことに関してはディアーナを許せないですが、まわりの環境を考えると、ディアーナだけがすべて悪いわけではないことも感じます。
いろいろな要因があってここまで来てしまいましたが、治癒を私的で使ってはならない。
これが神からの本当のお告げなのかと思いました。
今、精一杯目の前のことを努力することが美しい。
結果はすべて成功ばかりではありません。
しかし、失敗ではなく学びだと考えて行動していけばヘスティアのような未来を変えていく力に繋がるのではないでしょうか。
この作品は、いつかの未来ではなく、今どう生きていくかを教えてくれたものでした。
ヘスティアがカエルスと繋げて見せてくれる新しいものが立ち上がる未来、引き続きを引き続き見守りたいです。
見捨てられなかった変えられた未来、ヘスティア、カエルス、ありがとう!

すべてはヘスティアの物語にかわったね!
カエルスとヘスティアお幸せに!

見捨てられていない世界になったニャ
お互いの推しを救った夫婦の物語だニャ!


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