マンガ「今世は当主になります」171話のネタバレ感想です。
フィレンティアをお姫様抱っこして庭から上階にある場所まで連れて行くペレス。
1人で自分を責めているララネに、フィレンティアはアビノックスからの伝言と指輪を渡します。
「これ以上家族のために犠牲にしなくていい」
覚悟が決まったら植木鉢を窓の外にだしてほしいと伝えたフィレンティアでした。
今世は当主になります【171話】ネタバレあらすじ
ロンバルティ当主の決意
ロンバルティ当主ルーラックは、ルーマン家からの手紙を燃やして証拠を隠滅します。
3日以内に皇室との婚姻に従わないと禁門令を下すという内容に、ロンバルティ側は後悔させることを決めます。
3日後、禁門令がくだされた瞬間からロンバルティ商人組合は帝都から撤退することにしたのです。
ララネの犠牲で幸せを手に入れようとする家族
禁門令がでたことでララネの家族達はララネのことを強く責めます。
第1皇子と婚姻しないララネに対して、皇后のいとこである母親は結婚すれば私達家族がもっと幸せになれると説得します。
ララネは、フィレンティアの言葉を思い出して決意したのでした。

ララネを犠牲にして得るものなんて幸せなんかじゃない!
今世は当主になります【171話】感想
ララネ、とっても可哀想でした。家族のために笑顔でずっと本当の自分を見つめることなく家族のためだけに生きてきたおとなしいララネ。
やっと決心がついたのかと安心感と、傷つけられる言葉ばかり言われたララネの境遇に胸が締め付けられました。
ロンバルティ当主の威厳と優しさ
ルーラックって、本当にかっこいいです!
あれだけの手腕と包容力、年輪のある男らしさ、義理人情の厚さ。
ルーラック家の手紙を燃やしたことになぜ?と思いましたが、ルーマン家のことを思っての優しさからだったんですね!
きっと、ララネのことも心配して行動してくれてたんだ、とわかります。
禁門令がでてからが、ロンバルティの偉大さを帝国民が味わうことになるのです。
皇室がいくら圧力をかけても歴史と実績のあるロンバルティの牙城は崩れません。
そんな戦いにルーマン家を巻き込まないための証拠隠滅。
ロンバルティ商人組合が結束したら国がどうなってしまうのか、みどころです。
家族はララネを犠牲にして欲しいものを手に入れる・・・。
ララネの家族って本当にヒドイです。
よくあの家族の中で、ララネのようないい子が生活できていたんだ・・・と思っていましたが、これは全部ララネの犠牲で成り立っていたんですね。
ロンバルティ長子のビエーゼ、皇后のいとこのセラル、兄ベレサック。
ロンバルティが、どれほどの影響力ですごい人達、自分の家門がいかに誇らしいかきづいてないことが、ロンバルティ失格です。
なぜララネだけが犠牲にならなければならないの?
皇后のいとこであるセラルがきっと野心家なんだと思います。
ロンバルティ長子のビエーゼ、彼も欲に目がくらんでワガママ。
次期当主だと思い謙虚ではなく地位に見合った器ではありません。
ベレサックも、長子としての振る舞いを見てきた結果、誰も注意する人がいないので自分が1番であるのが当然。
この3人の共通点は、弱者には強く強者にはひれ伏す・・・ロンバルティとしてありえない。
3人の家族の気持ちをやっと理解したララネには気の毒ですが、最悪の事態になる前にフィレンティアが助けてくれること、愛する人が出来たことで希望が生まれました!
逃げることに成功したら、ここからがララネの新しいスタートです。
きっとフィレンティアなら大丈夫、ララネの今後を応援します!
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