マンガ「無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません!」110話のネタバレ感想です。
ウィルバートが涙を流したのは、亡き父と自分が同じことを考えていたからでした。
自分の悩みに答えてくれるかのような言葉に、ウィルバートが本当に欲しいものは大事な家族を守る力と知恵だとやるべきことが見つかったのでした。
無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません!【110話】ネタバレあらすじ
皇帝アドラーが誕生した理由
魔法絵の壁面の後ろに書かれた文字、それは現皇帝アドラーが書いたものでした。
兄たちが継承権争いをしている間、凡人だったアドラーの才能が開花して努力の末の皇帝になったという話が広まっていました。
しかし現実は、都合よく捻じ曲げられた嘘の内容でした。
皇帝アドラーの魔法
エルシャは、エルドウィンとダンスをしながら皇帝アドラーのことについて話をしたことを思い出していました。
そして、壁面の後ろの言葉「偉大なる太陽を讃えよ」の意味が判明します。
すべてのヒントに繋がるアカデミーの魔法絵のアルバムを借りたエルシャとロルフは、フェアリーブラッドを使って皇帝の秘密を暴こうとするのでした。

皇帝の雷魔法となにか関係あるのかな?
無能な継母ですが家族の溺愛が止まりません!【110話】感想
現皇帝アドラーが凡人だったのに皇帝になることができた背景が描かれていました。
その中でおかしなことは、皇帝を崇拝している者はすべて皇帝の操り人形になってしまっていること。
壁面に書いてある言葉は、その事実に結びつく言葉でした。
皇帝アドラーはなぜ皇帝になれたの?
皇帝になるためには、皇帝としての器や生まれた順番も必要になるはずなのに、争いをしていなかったアドラーが皇帝になったことに違和感を感じます。
突然、凡人で母親の身分が低いアドラーの力が開花したとありましたが、仮にそうだとしても納得いかない要素ばかりで違和感しかないことばかり。
政治的な話でいくと権力争いに欠かせない貴族たちの派閥や、生まれた環境。
アドラーは力がなかったために推してもらえることはなかったはずです。
他の権力争いに参加していた貴族はどうして反対しなかったのか、また、なぜ亡くなった皇子達の捜査もきちんと行われずアドラーをすんなり受け入れたのかがポイントになりそうです。
皇帝の言葉をすべて信じて受け入れるという、明らかに信じられない様子に誰も反発しないところがなにか匂います。
帝国民を操り人形のように動かそうとしている皇帝。
もしかしたら劣等感から支配欲が強いのかもしれません。
皇帝の違和感の答えは魔法絵の中にある
アカデミーの魔法絵は、皇帝に関するとても重要なもの。
そこに気づけただけでも大きな前進です。
ロルフがいくらとても強くても、皇帝の魔法がいったいどんなものか明らかではない。
そんな状況で行動してしまっては、皇帝の思うツボになりそうで危険です。
皇帝の本当のおそろしい姿を知っている人が少なすぎるので、エルシャやロルフが悪になってしまうかもしれないという考えが頭をよぎってしまいます。
しかし、今できることは皇帝の秘密を知ることですね。
フェアリーブラッドを皇帝が欲しがっている理由、魔法を打ち消すことができるから?
魔法絵に隠された真実ももしかしたらわかるかもしれません。
皇帝の魔法が開花した次期や理由が明らかになれば、突破口があるはずです。
フェアリーブラッドの価値と使用方法が上手く使いこなせれば未来は明るくなりそうですね。

皇帝の開花した時期が重要なのかな・・・

皇帝、絶対なにか隠してるニャ!
フェアリーブラッドってそんなすごいものにゃのかニャ?
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