結界師の一輪華

結界師の一輪華【6話】ネタバレ感想「家族の壁と二人の絆」華は朔と一ノ宮に向かう

結界師の一輪華
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マンガ「結界師の一輪華」6話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

学校へ行こうとすると朔に車に乗るように脅され、「俺の嫁になれ」と言われる華。

でも即答で断るが、朔は・・・。

結界師の一輪華【6話】ネタバレあらすじ

婚姻届けを提出した朔が、事後承諾で華の家に結婚の挨拶にやってきます。

俺の妻として一瀬家の娘をもらい受けたい

という言葉に、葉月のことだと思った葉月や両親は大喜び。

しかし、相手は華であること。朔は両親の了承を求めていない、華を連れて家を出ると言い放ちました。

荷物をまとめる華に、葉月は自分と代わってと言いますが、華は「誰かのために自分を犠牲にしない方がいい」と伝えます。

華は葉月と別れ、朔と車に乗りながら一ノ宮家に向かいました。

そんな時、車中で朔にキスされて動揺する華。

一ノ宮家に着くと、母親は華との結婚を許さない態度を示していて・・・。

結界師の一輪華【6話】感想

6話を読んで、心がじんわり温かくなると同時に、胸の奥がぎゅっと締めつけられるような感覚を味わいました。

今回の話は、華と朔の関係だけでなく、家族との複雑な思いが丁寧に描かれていて、感情移入せずにはいられません。

特に印象的だったのは、朔の「俺の妻として一瀬家の娘をもらい受けたい」という真っ直ぐな言葉です。

葉月や両親は大喜びしますが、葉月ではなく、華であること。

そして両親の了承よりも、あくまで華の意志を尊重して行動すること。

その姿勢には、朔の優しさと強さが同時に感じられて、読んでいるこちらも安心しつつ、心がじんわり温まります

一方で、荷物をまとめる華に対して葉月が「自分と代わる」と言う場面には、なんとも言えない感じがしました。

華が「誰かのために自分を犠牲にしない方がいい」と諭す言葉には、彼女の成長や優しさが滲み出ていて胸が熱くなります。

小さな姉妹のやり取りの中に、家族愛や思いやりの温かさが感じられるのが素敵でした。

ぺんぎん
ぺんぎん

ただ、出来損ないの妹に結婚されてしまって、葉月はどう思ったんだろう・・・。

そして、車の中で朔にキスされ動揺する華の描写は、読んでいてドキドキが止まりません。

初めての感情に戸惑いながらも、朔との距離が少しずつ近づいていることを実感する瞬間は、読んでいるこちらも幸せな気持ちになれます。

しかし一ノ宮家に到着すると、母親が結婚を許さない姿勢を見せるなど、まだまだ二人の前には試練が待ち受けていることが伝わり、緊張感もありました。

6話は、華と朔の甘く温かい時間と、家族との葛藤や不安が絶妙に交差する回だったのではないでしょうか。

読んでいると、華の優しさや強さ、そして朔との関係の深まりを感じながら、次の展開への期待と不安で胸がいっぱいになります。

柔らかくて切ない、心に残る素敵な一話でした。

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