結界師の一輪華

結界師の一輪華【9話】ネタバレ感想「尊敬と覚悟」初夜の話で真っ赤になる華

結界師の一輪華
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マンガ「結界師の一輪華」9話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

罵倒を辞めない望に、靴下を投げて決闘を申し込む華ですが、二人は式神同士で対決をすることに。
その場で葵と雅も姿を現したことで、一ノ宮家に対して華の力が明らかになります。

一方、街では新たな事件が・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

華は一之宮家に認めてもらうことはできるのか・・・。

結界師の一輪華【9話】ネタバレあらすじ

一ノ宮家の敷地内にある結界の柱石にひびが入り、朔は力を注ぎ直す必要に迫られます。

早急に、結界を朔の力に置き換える必要がありました。

そのために必要なのが女性の陰の力ですが、その女性の力もまた当主とは別のもの・・・。

初夜の話で真っ赤になる華をからかいつつ、朔は彼女の手を取り力を結界へ流しました。

疲れ果てながらも結界を維持する朔に、素直に尊敬の念を抱き、自分も支えたいと華は申し出ます。

朔は華を抱きしめ「覚悟しておけ」と言ってきて・・・。

一方で、式神の紅蓮に涙ながらに後悔を語る望や、華に「お義母さま」と呼んでほしいと言う朔の母の登場で、華は困惑していました。

そんな中、黒い影による新たな犠牲者が現れ・・・。

結界師の一輪華【9話】感想

第9話は、華と朔の関係性が一歩深まり、同時に不穏な影も忍び寄る、まさに心を揺さぶられる回でしたね。

まず印象的だったのは、結界を修復するために朔が華の力を必要とする場面。

初夜の話題をわざと持ち出して華を赤面させる朔の余裕と、それに慌てる華の可愛らしさの対比が微笑ましくて、思わず笑ってしまいました。

でも手を取り合って力を注ぎ込む描写には、彼らの絆が確かに形になっていくような温かさがあり、胸がじんわりして・・・。

疲れ果てた朔に、素直に「尊敬している」と告げる華の言葉は、本当に真っ直ぐで心に響きました。

彼を支えたいという気持ちが自然にあふれていて、読んでいて胸が熱くなります。

そして「覚悟しておけ」と抱きしめる朔の姿――。

あの一言には、彼の強さだけでなく、背負ってきた重圧や孤独、そして華への本気の想いが凝縮されているようで、ドキッとしました。

華にとっては不安もあるけれど、それ以上に心強さを感じられる瞬間だったのではないでしょうか。

一方で、周囲の人々との関わりも印象的でした。

紅蓮に涙ながらに後悔を語る望の姿には、彼なりの葛藤や苦しみがにじみ出ていて切なかったですし、朔の母が「お義母さまと呼んで」と迫る場面は、コミカルでありながらも華を戸惑わせる要素として程よいアクセントになっていました。

シリアスとユーモアのバランスが絶妙で、読んでいて飽きません。

ぺんぎん
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最後には黒い影の犠牲者がまた一人出てしまうという不穏な展開・・・。

日常の温かさと異形の恐怖、そのコントラストが物語を一層引き締めていて、次の展開が待ちきれません。

華の強さと純粋さ、朔の不器用な優しさ、そして周囲の人々が抱える影や秘密――第9話はそれらが複雑に絡み合い、ますます物語の深みを増す回だったと思います。

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