マンガ「×××HOLIC・戻」64話のネタバレ感想です。
狐が導くものは事件解決への糸口か
×××HOLIC・戻【64話】ネタバレあらすじ
四月一日は百目鬼にもってきた鈴カステラを差し出しました。
2人は、それらをつまみに焼酎を飲もうとしましたが、実はここにはもう1匹の客人がいました。
四月一日の着ている服の袖から、小さな狐のような生き物があらわれます。
この生き物の名前は無月。
無月は喜んで焼酎を飲み始めました。
2人が集まった理由は今回の事件を解決する手がかりが見つかったからだったのです。
事件を解決するためのアイテムは百目鬼の家の下の屋根下に隠してありました。
四月一日が花の雫を百目鬼の持ってきた風呂敷にたらすと、風呂敷はゆっくりと開きました。
四月一日は既に今回の事件が解決することを確信しているので、その祝いとして泡盛を開ける準備をしているようです。
風呂敷の中には瓶のようなものが包まれてありました。
百目鬼は帰る途中で自分の管狐に話しかけています。

人気キャラクターの管狐にゃ
×××HOLIC・戻【64話】感想
管狐はこのマンガのオリジナルキャラクターか思いきや日本に昔から伝わる妖怪の類なんですね。
管狐は、日本の中部地方長野県、静岡県、愛知県、関東地方、東北地方の一部で語られる妖怪の一種で、人に取り憑く、憑き物として知られています。
妖怪ですので、おそらくは現実には存在しないものだとは思いますけど、それぞれの地方で管狐の特徴は色々と違っています。
四月一日たちは普段は、服の袖に入れたりしているようですが、昔の人は、管狐を竹の筒に入れたりして持ち歩いていたようです。
なぜ妖怪を連れて歩いているのかと言うと、その理由についてもいろいろ地方によって違います。
まずは、霊能力者が使役させる存在。
これはまさにこの漫画における、四月一日や百目鬼たちがやっている事ですね、四月一日たちも管狐に何らかの力を持たせているように思いました。
管狐は占いや予言、他人の秘密を探る力を持ち、時には呪術的な目的でにも使われると信じられてきました。
管狐は漫画でもその名前が出てきましたが、イズナと呼ばれることもあります。
イズナはそれ自体が特別な力を持っているようです。
さらに、家に長く滞在することをくだを巻くと言いますが、管狐が家に取り憑く妖怪であると言うことが語源になっているんじゃないかと考えると面白いですね。

人間と狐は共存していたのかにゃ
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