結界師の一輪華

結界師の一輪華【19話】ネタバレ感想「敵から友へ」華と朔の結婚に納得できなかった桔梗に実力を示す

結界師の一輪華
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マンガ「結界師の一輪華」19話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

兄のことが大好きだけど素直に態度に表せないのは、望が自分自身に劣等感を感じていたからでした。落ちこぼれの自分に好かれても朔は嬉しくないだろうと。しかし、そんな望の考えを華は否定して・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

朔はどう思っているのだろうか。

結界師の一輪華【19話】ネタバレあらすじ

桔梗は、以前無理やり華を戦わせようとしたことを謝るために訪れます。

しかし会話の中で、朔に近づく女性は全員気に入らないという本音を話しました。

実は桔梗は、かつて朔との結婚を祖父に直訴したこともありましたが、力のつり合いが取れないと却下された過去がありました。

そのため、実力がある葉月ではなく、落ちこぼれと評される華が朔と結婚していることがどうしても納得できなかったのです。

そんな桔梗に対し、華は式神の葵と雅を見せ、自分の実力を静かに証明します。

その力を目の当たりにした桔梗は、初めて心から華に謝罪し、普通の友達としてなら一緒にいてもいいか聞いてくるのでした。

以来、休み時間のたびに華のもとを訪ねてくるほど、桔梗は華を気に入るようになります。

しかし穏やかな日々の中、ある日華のもとにある人物が訪れてきて・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

ある人物とは・・・?

結界師の一輪華【19話】感想

第19話では、桔梗と華の関係が大きく動いた回で、とても胸に温かい余韻が残りました。

どうしても華を受け入れられなかった桔梗ですが、彼女の中には嫉妬や悔しさ、そして誇りが入り混じった複雑な感情があったのだと思います。

その気持ちは決して単なる意地悪や敵意だけではなく、自分の立場や誇りを守るための必死さだったように感じました。

そんな桔梗に対して、華が感情的に反発するのではなく、静かに力を見せつける場面はとても印象的です。

言葉ではなく実力で示すその姿に、華の芯の強さと誇りがにじみ出ていて、胸がじんとしました。

葵と雅という式神を通して、桔梗が初めて「華は落ちこぼれではない」と心から認めた瞬間、二人の間にあった厚い壁が音を立てて崩れていくのが伝わってきます。

そして、謝罪の言葉を交わした後、あっという間に桔梗が華を大好きになってしまう展開も微笑ましいシーンでした。

休み時間のたびに会いに来るという行動の変化は、桔梗がどれだけ華に心を開いたかを物語っていますし、こうして敵対していた二人が友達になる流れは、やっぱり読んでいてとても嬉しいものです。

ただ、その温かい時間が長く続かないのが物語の切なさでもあります。

ある人物」が華を訪ねてくるという終わり方が、次の展開への不穏な予感を漂わせていました。

せっかく築かれた新しい友情が、これからの事件や波乱の中でどう守られていくのか、とても気になります。

今回の話は、華の成長や人との関係の変化をしっかり感じられる、とても心に響く回でした。

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