マンガ「見捨てられた推しのために」11話のネタバレ感想です。
ヘスティアは、マダム・ハルモニアに家庭教師をお願いしたいとカエルスに話します。
ディアーナと1番仲の良い貴族であり、理解者である彼女を攻略して、カエルスの代わりに復讐を考えます。
カエルスは自分のことを気遣ってくれるヘスティアに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたのでした。
見捨てられた推しのために【11話】ネタバレあらすじ
ヘスティアの作られた生い立ち
ヘスティアは、マダム・ハルモニアにエレーア領主の養女になった経緯を話します。
社交界では、いつも端っこにいましたが、突然侯爵夫人になったことで貴族としてのマナーもわからず困っている事を伝えました。
マダム・ハルモニアを攻略する方法は、素朴で謙虚な娘でいること。
ヘスティアは、情に厚いマダム・ハルモニアに仕掛けるのでした。
マダム・ハルモニアの気になっていること
カエルスとの馴れ初めにとても興味があるマダム・ハルモニア。
ヘスティアは、以前からカエルスを陰ながら慕っていたことから話し始めます。
ヘスティアは皇太子妃殿下の結婚のあと、傷ついたカエルスのことがとても心配になり訪れました。
自暴自棄になったカエルスは、寂しさを埋めるためにヘスティアに婚姻証書を渡したと伝えます。
助けてほしいと頼ってきた現状を把握したマダム・ハルモニアは、ヘスティアへ手を差し伸べる運びとなったのでした。
見捨てられた推しのために【11話】感想
今回のお話は、サロンで名高いマダム・ハルモニアを味方にするお話でした。
ヘスティアのシナリオどおりの展開になり、今後のヘスティアの振る舞い方なども設定が決まってくるような気がしました。
真実の裏に隠された言葉
ヘスティアは、マダム・ハルモニアの攻略に成功してひとまず安心しました。
言葉をうまく使いこなしているヘスティアは、とっても賢い人ですよね。
実際、養女になったことは真実で、社交界では隅っこで過ごしていたことも本当です。
でも、本当は少し違いますよね。
身分もお金で変えるものでしたし、隅っこで過ごしていたのはカエルスという推し活のため。
起きた事をヘスティアの都合の良い解釈で伝えるという裏技をやってのけたのは、度胸があるなと感心しました。
マダム・ハルモニアの性格もよく理解して攻略しようと考えているヘスティアの頭脳プレーは、これからも活躍していきそうです。
推しのカエルスのための復讐にはマダム・ハルモニアは欠かせない存在ですよね。
ディアーナと1番仲の良い理解者でもある彼女とヘスティアの関係は、今後のヘスティアの行動次第でどんな展開になっていくか楽しみです!
マダム・ハルモニアが気になった馴れ初め
情の厚いマダム・ハルモニアを攻略する最大の要因がヘスティアとカエルスの馴れ初めだったと思います。
マダム・ハルモニアは、カエルスがディアーナに好意があることは知ってるはずです。
きっと、ヘスティアが突然侯爵夫人になったことが腑に落ちなかったのではないでしょうか。
ディアーナと仲がいいなら今の状況も本当は知っていた可能性大です。
だからこそ、カエルスを以前から慕っていたという話を聞いてビックリしていたのかもしれませんね。
カエルスは、本来ディアーナ以外には塩対応な男性です。
ヘリオスとディアーナが結婚した時に傷ついていたことも想像できたはずです。
だから、ヘスティアが話す内容はマダム・ハルモニアの心に刺さったのではないでしょうか。
そしてヘスティアの話を聞く限り、カエルスのために尽くしたいと願う背景もわかります。
情に厚い人ならこの言葉や行動の意味に協力したくなるのではないかなと思います。
マダム・ハルモニアは、ディアーナの1番仲のいい人ですが、差別する人ではありません。
だからヘスティアを拒否する考えはなかったはずです。
チャンスはものにできたヘスティアです!
これからマダム・ハルモニアから色々教わって、侯爵夫人としての振る舞い方もきっと完璧にこなしていくに違いない!
そして着実にヘリオスとディアーナに、ヘスティアの大切な推しカエルスを傷つけた代償を払ってもらう準備を進めていくと思います。
コメント