マンガ「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?」24話のネタバレ感想です。
もうなすすべがない。そしてここまで追い込まれてもルチアーナは自分が魔法使いとはどうしても思えませんでした。
しかしそんな自分でもできることがあります。
それは自分を囮に彼らを逃がすこと。そんなルチアーナの真意を全員が気が付いているのに、だれひとして逃げることはありません。
そんな彼らの紳士っぷりと、ダリルとルイスという双子の存在。自分がすべきことがふいに浮かんで…。
悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?【24話】ネタバレあらすじ
ルチアーナの目の前にせまる強い魔力の塊。
ルチアーナは恐怖で動けません。

ルチアーナが危ないよっ!!!
魔術師としての未来の代わりに得たものは…
ルチアーナの目にうつったのはダイアンサス侯爵家の美しいダイアンサスの家紋でした。
そして…、事が終結したときにそこにあるはずのサフィアの左腕が消えていました。

あわあわ、サフィアがとっさにかばったからルチアーナは無事だけどサフィアの左腕がなくなってしまったにゃ!!!
さしものサフィアも呆然としています。しかしそれも一瞬。
ルチアーナの無事を喜びます。
一方のルチアーナは子供のように泣きじゃくることしかできません。
なぜなら家紋のある利き腕は魔術師にとってもっとも大事な部分。
つまり魔術師にとって利き腕を失うということは、魔術師としての未来を失うことも同義で…。
それでもサフィアの優しさは何一つかわることはありませんでした。
悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?【24話】感想
もうっっ、サフィアがかっこよすぎませんか???
サフィアは魔術師にとって命ともいうべき左腕を失ったので、そんなことを言っている場合ではないのですが、その後の対応と受け入れ方が紳士すぎます。

最初から最後で1度もルチアーナを責めなかったね。

予想外のことに1度ぐらいルチアーナを責めても不思議じゃないにゃ。
ルチアーナが無事ならそれで満足
サフィアが高位貴族嫡男としての自覚と責任と同時に、魔術師としてのプライドも持ちわせた人物だと思います。
だからこそそのショックは計り知れなかったはず。
それなのにルチアーナが無事でいるための対価が左腕ならそれでいいと思えてしまうのがすごいです。
そしてそう思い込もうとするのではなく、本心からサフィアはそう思っているのでしょう。

きっと過去に戻ってもサフィアは同じことをするよね。
「どういたしましてルチ、守らせてくれてありがとう」がもうかっこよすぎるでんす!
ここぞというときにルチアーナを愛称で呼ぶのも…まるで恋人のようですね笑。
こんなかっこいい守護者(ガーディアン)がいたら、それはもう他になんか目がいきません。
国中広しといえど結婚相手として申し分ないはずのラカーシュですらかすみます。
そして東の悪しき星との問題も解決し、その後のウィステリア公爵家も垣間見ることができました。

原作ではないシーンだにゃ。
魅了がなくてもやっぱり公爵夫人も母親ですね。
ダリルが戻ってきたことを泣いて喜び、そして兄弟の選択を黙って見守っています。
やっぱり魅了がなければ三兄弟にとっていい母親なのでしょう。
そう考えると魅了の力、恐ろしすぎます。ある意味フィラデルフィア公爵家の先見より恐ろしいと思うのは私だけでんしょうか…?
そんな恐ろしい力ならコントロールできる大人が継承したほうが安心ですね。
ただダリルは時間が止められていました。そして今ようやく動き出したわけですが…。
双子の兄(ルイス)はそのあいだ成長を続けています。
この辺の整合性はどうするのでしょうか…?貴族だからやっぱり力づくなのかな?
とりあえず丸くおさまったようで安心しました。
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