マンガ「見捨てられた推しのために」45話のネタバレ感想です。
マダム・ハルモニアの依頼をうけたヘスティアは、ヘリオスと話をするため、宮殿へ行きました。
カエルスの心配を今更するヘリオスに、ヘスティアはディアーナとの話をチラつかせてヘリオスの気持ちを揺さぶる発言をしました。
そして、ヘリオスにディアーナを疑う種をまいたのです。
見捨てられた推しのために【45話】ネタバレあらすじ
ヘスティアのまいた種が芽を出す時
ヘスティアから聞いた言葉でヘリオスはディアーナに対して疑念を抱いてしまいました。
ヘリオスはディアーナに治癒の力が弱まっているのではないかと尋ねます。
しかし、ディアーナは神から授かった力を疑わないでとヘリオスに伝えたのでした。
話の途中で来客のため部屋をでるディアーナは治癒の力がなくなるまで隠し通すことを決めます。
部屋に残ったヘリオスは、いつもそばにいてくれたカエルスの存在を思い出すのでした。
政治的な同志 エリニエス伯爵夫人
エリニエス伯爵夫人からヘスティアに手紙が届きました。
ヘスティアのおかげで貴婦人として唯一といえるディアーナの友達になれた感謝の手紙でした。
しかし、ディアーナは一筋縄ではいかないようで簡単に心を許してくれないと悩んでいます。
マダム・ハルモニアより遅い情報に不満なエリニエス伯爵夫人。
そんな彼女にヘスティアは新たな助言をしてエリニエス婦人の立場の確立に協力してあげるのでした。
見捨てられた推しのために【45話】感想
今回のお話は、前回のヘスティアがまいた種に芽がでてきたお話でした。
ヘリオスとディアーナの疑う気持ちや、カエルスの存在の大きさに気づくことなど感情が自分で気づける内容でした。
ヘスティアのまいた種の成長速度
ヘリオスの疑う気持ちがどんどん大きくなって、ディアーナを信じられなくなってしまっていることがとてもよくわかりました。
治癒の力が弱まる=父皇帝陛下の健康悪化
ディアーナ=父皇帝の命を握る
これはヘリオスにとってとても重大な話で、皇太子が次期皇帝になるのにとてもキケンな状況になってしまうのではと思います。
命に関わることを隠そうとするディアーナはこの重大な出来事に気づいていないのでしょうか?
予知を信じない=本当なら命を犠牲にする
そうなってしまってからでは帝国も民も終わりなのではないのかと心配になります。
ヘリオスは皇太子だからきっとこの現実もわかっているはずだと願っています。
だからきっと悩んで答えの出せない自分に気づいて、カエルスの存在の大きさを思い出したから相談しようと思ったのかなと推測できました。
でも、今まで忘れていたのになぜカエルスに?と納得できませんでしたが・・・。
女の政治的策略と同志 ヘスティアとエリニエス
この時代の社交界は本当に大変だなって思いました。
ヘスティアは自分が社交界での立場や性格を考え、エリニエス伯爵夫人へ協力することで自分にとっても有利になるよう考えていて、賢い人だと本当に思います。
自分でできないことは他の人に協力してもらって、同盟のような関係をつくっていくことに驚きました。
エリニエス婦人も、自分が社交界で優位でいたいから色々考えて行動する人って思いました。
この2人が協力したことがどう今後のディアーナと関わってくるのか楽しみです。
いつも先を考えて行動するヘスティアはカッコイイ!
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