マンガ「ザ・バンド」9話のネタバレ感想です。
LIVEを盛り上げることができるのか
ザ・バンド【9話】ネタバレあらすじ
ついにライブハウスのイベントが始まりました、このイベントは、一番最初のバンドからクオリティーの高いバンドが出ているようです。
マタローは友平がこの決闘の前に作ってきたけど、ボツにしたと言う曲を香澄に差し出します。
この曲は正式に採用した楽曲よりも良くて、マタローは携帯にその曲を保存していたのでした。
香澄はその曲を聴くのを渋っているようですが、突然、ドラゴンの着ぐるみをかぶっている男がそれを聞いた方が良いのではないかと進言をしました。
この着ぐるみの男は、今日同じイベントに出演するバンドのメンバーの1人でした。
ドラゴンの男は、引っ込めた曲の方がかえって良かったりすることがあると言っています。
他の着ぐるみのメンバーたちも、ドラゴンの言っていることには、完全に同意しているようです。
ドラゴンは時間をかけて作った曲が良いとは言い切れないと言いたかったのです。

勢いで乗り切るにゃん
ザ・バンド【9話】感想
BECKはもちろん名作漫画なんですが、作者の洋楽至上主義と見られても仕方ないような誇張したアメリカの音楽シーンの描写で賛否が分かれるところもあったかもしれません。
今のところ、この漫画は、それから比べたら、全然地に足をつけていると言えるでしょう。
実際に練り上げて作った楽曲よりも、勢いで作ったので、ボツにしてしまった楽曲の方がいいということが往々にしてあります。
それとボツにした曲にもいろいろ事情があって、何らかの形でお蔵入りにされてしまった楽曲。
こういった曲がむしろバンドの代表曲よりも良いと言うことがありました。
現実のバンドで例をあげれば、ウルフルズのかつてのリーダー、ウルフルケイスケがやっていたディレクションファインダーズと言うバンドがあります。
ディレクションファインダーズはいろいろあってあまりメジャーになることがなくそのまま解散してしまいました。
その後活動していた時に出していたシングルと未発表の曲をまとめたアルバムが出たのですが、その未発表の曲が収録されている曲の中で1番いいのです。
この曲があれば評価が違っていただろう、そうなりかねない場合もあると言うボツ曲に関するエピソードでした。

意見が合わないのもまたバンドにゃん
コメント